2歳5ヶ月の息子に読んでやりました。昔話って伝えられていくものなので、どれが正統な、「正しい」ストーリーなのかはわかりませんが、初めて読んでやっている昔話に「こわい」イメージを植えつけないという意味で、意地悪ばあさんがもぐらになってくれたのは助かりましたが・・・逆にその展開を理解できなかったようです。
おばけとか鬼とか殺伐なシーンが多い昔話に、少しでもそういうものがないものをと探していたし、歌もあればよりいっそう印象深くなると思って選んだ、この本でしたが、ちょっと失敗ぎみ。絵はわかりやすく、丁寧なストーリー展開でしたが、「もぐら」はまだなじみの薄い動物な上に、説明もしづらく、最後の最後で困っちゃいました。
シンプルでわかりやすい昔話を探すのは大変です。