
ぬりかべさんの頭の上でお昼寝をしているのは、ねこまたさん。ふたつのしっぽをユラリンフラリンと振ると、お腹の下から「こしょばい、こしょばい」と声がします。
「さんぽでもいこかいなあ」って、ぬりかべさん。 「ええねぇ」って、ねこまたさん。
一本道を歩いていたら、道のむこうから犬を連れたおじさんが歩いてきます。ぬりかべさんは、びっくりしないように慌てて壁のふりをします。すると、犬がぬりかべさんのお腹のところに、シャッシャカシャーと、おしっこをひっかけて……!?
お昼寝したり、おさんぽしたり、川で魚をとったり。ねこまたさんとぬりかべさんの一日は、ほっこりゆったり、ほわほわでぽかぽか。さらに妖怪ファンも驚きの愛らしさ。なんてことはないのに、思わずクスッと笑ってしまうふたりの会話にも惹きこまれます。案外ちかくに、こんな妖怪がいるのかもしれません。だったら嬉しいな。
児童文学作家・富安陽子さんと、絵本作家・おくはらゆめさんがタッグを組んで生まれたのは、想像以上にのんびりのんきな妖怪の世界。小さな子でも、安心してのぞいてみてくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

「さんぽでもいこかいなあ」って、ぬりかべさん。 「ええねぇ」って、ねこまたさん。
一本道を歩いていたら、道のむこうから犬をつれたおじさんがやってきました。 びっくりさせないように、ぬりかべさんは、かべのふりをしました。 すると、犬がぬりかべさんのおなかのところに、シャッシャカシャーと、おしっこをひっかけて……!?
思わずクスッとわらっちゃう! こんなようかい、そばにいるかもね。 富安陽子×おくはらゆめ のんびりのんきな、ようかいの世界へようこそ!

おくはらゆめさんのユーモラスなイラストに惹かれ、手に取りました。
とっても長生きしたねこはねこまたという妖怪になるそうで。
そのねこまたさんがぬりかべさんのあたまの上でお昼寝をしています。
そしてねこまたさんを頭の上に乗せたまま、ノッソリコノッソリコと散歩に出かけて……。
「サラサラコチョコチョ」「ジャブジャブジャブリ」と楽しげなオノマトペが心地よく、おくはらゆめさんのゆるいイラストと共に楽しめました。 (クッチーナママさん 50代・ママ 女の子22歳、女の子19歳、男の子16歳)
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