シンプルな仕掛け絵本
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投稿日:2005/01/20 |
各ページ折り込んである部分を開くだけ。
それだけで絵が劇的に動きます(見かけだけですが)。
これは絵本なんてまだまだ、というごくごく小さい
お子さんでも楽しんでもらえると思います。
おはなしはサーカス。
1ページごとに出し物が替わります。
これはもう、作者の描写力にうなるしかありません。
私は旅行先のサンフランシスコの書店でこの原書
『See the Circus』を買いました。
ふらっと入った書店で、思わずおもしろい!!と衝動買い。
絵が全てを語ってくれるので英語でも全然大丈夫です。
(中学生のお子さんの英語の勉強にもいいかも!)
数年後子どもに恵まれ絵本に関わるようになって
偶然この日本語訳が出版されていることを知り、
大感激でした。
買った時は単に自分用にだったのに、
まさか我が子も読むとは予想もしなかった原書。
先日子ども部屋の整理の時に
ぼろぼろになって私の手元に再び帰ってきました。
やっぱり、いいです。
Just open the flap, and then you will see.
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大人向け絵本ですが・・・
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投稿日:2005/01/19 |
作者不明だが、世界中で引用された
「千の風になって」の詩。
この詩をモチーフに作られたのが
この絵本です。
ブームに乗った商業主義の絵本とも取れますが、
私はアメリカ先住民族が好きなので、
このおはなしがとても気に入りました。
民族の運命の中で育まれた少年ウパシと少女レイラの愛。
やがて訪れた早すぎるレイラの死。
この詩は彼女の遺言だったわけです。
「私は千の風になってあの大きな空を
吹きわたっています。」
丁寧に描かれた絵とともに、
おはなしを静かに味わって欲しいと思います。
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全ての『ぐりとぐら』ファンに
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投稿日:2005/01/19 |
子育て講座で「子どもの頃好きだった絵本は?」
とたずねられて即答したのが『ぐりとぐら』。
家にあったわけでもないのに、
最後のカステラのシーンが鮮明に思い出されました。
そんなぐりとぐらファンに朗報の本です。
外国語訳から、本のエピソード、
お話の中のお菓子のレシピから
ぐりとぐらグッズの型紙まで。
極めつけは「ぼくらのなまえはぐりとぐら♪」の
投稿楽譜!
私も節をつけて読んでいましたが、
こんなメロディーあり!?と感嘆。
CDまで付いていて大満足です。
どうぞ、ぐりとぐらのフルコース、
お楽しみください。
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切ないけど・・・
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投稿日:2005/01/18 |
この絵本はぜひ声に出して読み聞かせて欲しいです。
スッと読んで、絵本全体からのメッセージを五感で
感じて欲しいです。
大阪府高槻市でスライドを用いて絵本読み語りをされている
きよの絵本劇場。
民話調の語りは耳に残ります。
当時幼かった息子が帰宅してから
プラレールの電車を走らせながら
きよのさんの口調でおはなしを復唱していたのには
びっくりしました。
行き違いであれ、
親切と評価されることが、
きつねの心を変えます。
子育ても同じかも、
と反省させられます。
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長谷川くんの書くはせがわくん
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投稿日:2005/01/17 |
とてもインパクトのある絵本です。
知人に薦められて私用に図書館で借りてきたら、
息子たちが「これ読んで!」と持ってきました。
スッと読んで、あえて解説しませんでした。
きっと心に届いたと確信するからです。
図書室ボランティアの読み聞かせでも読みました。
不覚にも涙が出てきて困りました。
はせがわくんのお母さんの気持ちになっていました。
「はせがわくんきらいや」
登場人物の子ども達の言葉は
ドキッとするほどストレートです。
でも、優しさがにじんでいるのです。
ぜひ声に出して、
五感で感じてください。
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弱肉強食の奥の深さ
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投稿日:2005/01/15 |
弱肉強食。
それが自然の摂理とはいえ、
やはりかわいそう、と思うのが本音。
でも、実はもっと奥が深いのです。
この絵本では、
ライオンに殺された動物たちの悲しみも
しっかり描かれていますが、
病気の動物をいち早く食べて
その動物の群れを病気から守る、
という視点もしっかりと描かれています。
野生動物に詳しい作者と画家による作品だけに、
説得力のある絵本になっています。
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全ての命はとけ合っている
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投稿日:2005/01/15 |
絵本というよりは童話に近いのですが、
本当の話に基づいています。
子どもの象エレナと、群れのリーダーのおばあちゃん象。
干ばつの時におばあちゃんが教えてくれたことは・・・。
緑や果物を食べた象はやがて死に場所を選び、
緑の栄養となる。
その命の循環を、象たちは自らの知性で
うまくコントロールしていくのです。
地球の大きな命について、子ども達と考えてみませんか?
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やかまし村へようこそ!
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投稿日:2004/12/20 |
子ども時代に教科書で読んだ『やかまし村のこどもたち』を
この夏ふと思い出し、読み直してみました。
そうそう、こんなおはなし!
記憶にはっきりと残るおはなしだったんだ、と
とても感心しました。
ということで、最近復刊された
この『やかまし村のクリスマス』。
3軒しかないとはいえ、
こんなに子ども達がいるのは素敵なことです。
だからこそ、「ごきげんな」クリスマスなんです。
しょうがビスケット作りの台所。
焚き木集め、クリスマスツリーの調達・・・。
ケーキを前にみんなうれしそうなこと!
やかまし村のおはなし、
私から我が子へのクリスマスプレゼントです。
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冬の日にほっこりと
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投稿日:2004/12/17 |
空色のタクシーの運転手、まついごろうさんが出会ったこぎつねのふうた。
かまくらに入りたくてためらっている姿がなんとも愛らしいです。
手伝ってあげるつもりのまついさんも、かまくらに一緒に入り、
ラストの「こんやはほんとうにいいよるだったよ」のせりふが印象的でした。
冬の日にほっこりとできるおはなしです。
もちろん、そのあとは、『車のいろは空のいろ』(あまんきみこ:作)で、まついさんワールドへどうぞ!
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台風が身近なうちに・・・
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投稿日:2004/12/17 |
今年は台風がたくさんやってきましたね。
ということで、親子で台風を調べてみませんか?
この絵本は台風について子ども向けに優しく書いてくれています。
おはなしとして読んでみるのもいいかも。
「台風をふせげるか、つぶせるか」という興味深いページもあります。
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