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「学ぶ」ということをこよなく愛して
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投稿日:2006/04/15 |
石や鉱物に情熱を傾けた、作者の父の実話だそうです。
周りに何といわれようと、社会情勢がどうなろうと、
石や鉱物の探求に余念のない父。
ついには通いつめた科学博物館の館長に認められて
大学出身でもないのに鉱物学部長に、さらには館長にまでなるのです。
まっすぐな情熱、そして「学ぶ」ことを愛し、尊重した姿勢がすばらしいと思いました。
原題は『Rocks in His Head』、
「あたまにつまった石ころが」という訳出が何とも軽快です。
素敵な人生のエピソードとなっています。
小学校高学年くらいで読むとより深い味わいがあることでしょう。
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木版画が軽快
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投稿日:2006/04/13 |
以前NHK教育テレビ「テレビ絵本」で紹介されていたので、
うちの次男もすぐ飛びつきました。
そば屋の招き猫すずのすけは退屈なので、
深夜、仲間の招き猫を誘って・・・。
木版画が描く古風な商店街が魅力的です。
公園で出会った大きなねずみの怖さが面白いです。
銭湯の煙突とお月様、なんて、とても趣がありますね。
招き猫、今度町で見かけたら声かけてあげましょうか。
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思わず「ひいひい・・」と声に出してしまう
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投稿日:2006/04/13 |
長谷川義史さんの絵本はなかなか子ども達の受けがいいのです。
この本も私が選んで借りてきたのですが、
私が読む前にうちの次男が読み始め、
「ひいひいひいひいひいひい・・・・」という声が聞こえてきました。
幼稚園たんぽぽ組のぼく、5歳。
ぼくは、おじいちゃんのお父さんは?とルーツを探っていきます。
時代を下って服装や背景に歴史を感じます。
ぜひ隅々までよおく見てください。
小学校中学年での、昔の暮らし学習の資料としてもいいかも。
もちろん、文章にも注目!
ひいひいひい・・と延々と続く文字、これも芸術作品ですよ、本当に。
そして、未来へと続く深遠なラスト。
なかなか哲学的なものを感じてしまいました。
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小学生の友情
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投稿日:2006/04/13 |
1ねん2くみのかさまつゆいこちゃんがきくちまりかちゃんのことを綴ったおはなし。
まりかちゃんはよくおもらしするので「しっこさん」と呼ばれています。
あまりしゃべらないし、怒ったような表情だけど、
けんかもしちゃうけど、ゆいこちゃんは気になるのです。
そんな「しっこさん」ことまりかちゃんの、身を挺しての優しさはすごいです。
新学期、名簿順の席で前と後ろの席になったのでしょうか、
初めてのクラスでこの席関係はけっこうお友達の始まり。
小学校低学年ならではの、微妙な友情を描いていて、
なにか、とても素敵です。
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満開の桜と蝶々
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投稿日:2006/04/12 |
裏表紙の桜の花に惹かれて読みました。
卵から青虫、さなぎ、蝶々になっていくナナ。
ねこのボッチは桜の花の下で出会いと別れを知ります。
二人でいることの楽しさ、うれしさ。
大切な相手だったから、雪の日に再会できたのですね。
満開の桜と冬がやってきた後の雪がすてきです。
寿命の違いも学ぶことができますね。
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静かな愛
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投稿日:2006/04/12 |
原題は『The Rabbits’ Wedding』です。
地味な色彩の絵であるだけに、春のタンポポの黄色が鮮やかです。
仲良しのしろいうさぎとくろいうさぎ。
いつも、きみといっしょにいられますように!
そのメッセージがとても素敵です。
なんでも、結婚に際してこの絵本がよく使われているそうですね。
静かな静かな愛だからでしょう。
うさぎのなんともいえない毛並みや、
周りの自然が丁寧に描かれていて、
この情景を美しく浮き上がらせてくれているようです。
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イースター・エッグとおばあちゃんの歌声
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投稿日:2006/04/12 |
アメリカの心温まるイースターでの出来事。
イースターとはキリストの復活を祝うお祭りで、
「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」と決められており、
具体的には3月21日から4月24日の間だそうです。
2006年は4月16日だそう。
近所の仲良し兄弟とおばあちゃんとの交流を作者本人とも言える少女の
目を通して語られます。
教会へ行く日曜日にはチキン料理を作ってくれるおばあちゃん。
だから、チキン・サンデー。
おばあちゃんがお気に入りのイースター用の帽子をプレゼントすべく、
子ども3人で知恵を絞ります。
祖国ロシア風のイースター・エッグが登場し、
おばあちゃんはゴスペル歌手でしょうか、教会で素敵な歌声を披露してくれます。
帽子屋さんとのトラブルも、素敵なラストに続きます。
子どもらしい愛情に感動しました。
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五感で味わってほしい島での生活
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投稿日:2006/04/12 |
作者のマックロスキーさんは夏はアメリカのメイン州の島で過ごすそうです。
そこでの生活や嵐のやってくる様子などが、
独特の筆致と色彩で描かれます。
島を去るまでの早春から夏の終わりまでの自然の移り変わりを、
子どもに語りかける文章で綴っています。
単調な描写なので、うちの次男もよくわからない、という感想でしたが、
こういう五感に訴える文章にはぜひ触れてほしいですね。
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おじいさんの優しさ
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投稿日:2006/04/05 |
寒い冬の晩、貧しいおじいさんのところに
痩せてびしょぬれになった黒ねこがやってきます。
哀れな泣き声と様子に、おじいさんは少ない食べ物の中から
少しずつ分けてやり、まきをくべて暖かくしてやり、
ついには自分の文を全て分け与えてしまうのです。
十分なおもてなしですっかり毛並みもよくなった黒ねこが
明朝帰って行った後の奇跡・・・。
おじいさんの優しさに、次男も心打たれたようです。
エインズワースの絵が情景に共鳴して素敵な趣です。
黒ねこの表情も丁寧に描かれています。
この黒ねこって一体何者なんでしょうか。
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柔和なやまんば
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投稿日:2006/04/05 |
民話の世界が丁寧に描かれた作品です。
私も子どもの頃読んだ記憶があります。
「もち ついて こう。」というせりふ、
おいしそうにもちを食べている様子、にしきの美しさ。
ゴージャスな織物「にしき」という言葉を知ったのも
このおはなしだったような気がします。
村人が密かに怖れているちょうふくやまのやまんば。
ある秋の日、やまんばに赤ん坊が生まれたのでもちを持って来い、と伝令。
もちをついて元気な若者が届けに行くが途中でリタイヤ。
先導役のおばあさんだけがやまんばの家にたどり着きます。
村人のイメージとは違う、柔和なやまんば像が印象的です。
赤ん坊を産んでもちが食べたくなった、とは、母親なら共感しますね。
赤ん坊もスーパーマン並みの豪快なキャラクターです。
うちの次男はやっぱり食べ物の方に関心があって、
くまのすましじるがおいしそう、という感想です。
もっとも、本当においしそうな絵ですが。
松谷みよ子さんの名文ですので、少し長いですが、
声に出して読み語るのが一番でしょう。
それにしても民話のやまんば。
何と不思議な存在感でしょう。
民話の持つお話の力を実感しました。
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