なぞなぞのすきな女の子 なぞなぞのすきな女の子 なぞなぞのすきな女の子の試し読みができます!
作: 松岡 享子 絵: 大社 玲子  出版社: 学研 学研の特集ページがあります!
創刊40年!世代を越えて愛され続ける、不朽の名作です!読み聞かせは4歳から、一人読みは6歳から
まことあつさん 30代・ママ

本を読む醍醐味
なぞなぞ遊びが好きな息子たち。 しか…

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自信を持っておすすめしたい 家族ができていくプロセス  投稿日:2003/01/28
あなたってほんとにしあわせね!
あなたってほんとにしあわせね! 作・絵: キャスリーン・アンホールト
訳: 星川 菜津代

出版社: 童話館出版
 一人っ子だった私にちっちゃな弟ができました。みんなに「あなたってしあわせね」と言われるけれど、ときどき幸せじゃないと感じるときもある・・・
 兄弟がやってきたときの複雑な子どもの心境と、母親の苦悩が柔らかな水彩画で見事に描かれています。新しい家族を受け入れ、移り変わる暮らしの中で家庭ができあがっていくプロセスは、これから第二子を迎えようとしている方への心強いエールに感じます。

 末っ子はこの絵本が大好きなのですが、弟も妹もいない彼は、自分が兄達に受け入れられて愛されて、家族の一員になっていった実感を感じるのではないでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい 命への賛歌  投稿日:2002/12/07
はらぺこあおむし
はらぺこあおむし 作・絵: エリック・カール
訳: もり ひさし

出版社: 偕成社
 白い月の微笑みに、ダ・ヴィンチの描いた『モナリザ』を感じます。中性的で神秘的でなにかを語りかけてくるような永遠の微笑み。
 一粒の小さな卵は、月明かりに見守られてこの世に誕生します。それは小さな小さな虫ですが、大きな大きな大切な命です。藍色の闇に浮かぶ白い月は、生命の誕生という宇宙の神秘を物語っているようです。私はこのはじまりの絵が大好きです。

 一変して、子どもの顔ほどもある金色の太陽が卵を孵化させます。昇っては沈む太陽は、暦の巡り、成長を象徴しているようです。

 子どもが初めてお乳以外の食べ物を口にするのは、フルーツですよね。それからキャンデーやキャラメルやチョコレートの洗礼を受け、時には大人顔負けの嗜好品を喜んだり、とにかく大人が食べている物はなんでも食べてみたい、好奇心と食欲こそが子どもの本分であり、多くの大人が望むことです。
 「うわーー食べ過ぎだー」
子どもも私も嬉しくなってしまいます。

 だけどお腹が痛くなってしまう。この情けない気持ちはどうでしょう。しょんぼりとしてしまいます。子どもの小さな胸は、幼い後悔でいっぱいになります。

 でも、大丈夫!体は、自分に一番相応しいものを誰に教えられることなく導き出します。それは体(生命)そのものが自然であるからではないでしょうか。自分に必要なものがなにか知ることが出来た青虫は、どんどん大きくなっていきます。これはまさに子どもの成長そのものという気がします。

 最後の蝶のペイジを開くと、子どもたちは色を数えはじめます。
 「これはサラミの色だよ。」
 「これはキャンデーだ〜」
 「ピクルスもあるよ。」

 そうしてしょんぼりして感じた小さな後悔が、ひとつも無駄なことじゃなかったことを知り、ホッと安堵するのではないでしょうか。
 作者の温かいまなざしと、命への賛歌を感じる一冊です。
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自信を持っておすすめしたい もしも?!〜だったら?  投稿日:2002/09/03
おちゃのじかんにきたとら
おちゃのじかんにきたとら 作・絵: ジュディス・カー
訳: 晴海 耕平

出版社: 童話館出版
小さな子どもを見ていると、些細なきっかけからすぐに、ファンタジーの世界に迷い込むことができると言う羨ましい特質を持っていることに驚かされます。
かって子どもだった自分も、いつでもテーブルの下やカーテンの陰に隠れて“自分の世界”を作り出すことが出来た・・・

おやつの時間に虎がお家を訪問してきたら?
そんなバカな?!
少し大きくなった子どもなら大笑いするところですね。
けれども幼い子どもにとっては、それは宇宙への旅と同じくらいの素晴らしい出来事であり、同時に豆粒ほどの出入り口からいつでもどこでもワープすることのできる、日常とほんの隣り合わせの事件なのです。

ごく当たり前に紳士的にソフィーの家に上がりこんで、食べ物と言う食べ物を全部平らげてしまった虎は、最後に水道の水まで全部、飲んでしまいます。
超ナンセンス!
これまで口をへし曲げて「虎がおやつを食べに来るなんて・・・」と悪たれていた子でも、ここのところを読んだら思わず「へぇ!!」と目を輝かせるに違いありません。

さあ、お父さんが帰ってきました。食べ物は何もありません。お母さんは困ってしまいました。そこで父さんはある提案をします・・・

この絵本の読後感は「幸福な家族」が象徴するものです。
もちろん、家に虎が訪ねてきたり、虎とお茶を飲んだりするどころか、誰もが象徴的に幸福な家庭に生まれ育つと言うものでもありません。
けれどこの絵本の素晴らしさは、かって幼い頃、こんなことがあったような、こんな幸せがあったような、そんな気分にさせられてしまうところなのではないでしょうか。

挿絵の虎は上品で優美なペテン師そのもの。
煙に巻かれる心地よさ、これは子どもは感じているかどうか、大人である私の感覚かもしれません。
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自信を持っておすすめしたい 子どもに大人気!  投稿日:2002/07/29
じごくのそうべえ
じごくのそうべえ 作・絵: 田島 征彦
出版社: 童心社
上方落語の巨匠 桂米朝の 大傑作と言われるこの“地獄八景亡者戯”は 鳴り物入りの賑やかな咄です。
落語では冒頭は サバにあたった喜八と言う男が三途の川の渡し場に向かって歩いているところから始まります。
この絵本では後に出てくる4人組のひとり軽業師を「そうべい」と名を変えて主人公に設えています。
子供向けの絵本ですから原作に忠実ではありませんが 初っぱなから聞き覚えのある文句に引き込まれます。

手には おがらのつえをもち
糸よりほそい声をあげ
おおおおい

ここで「ああ!聞いたことがある!」と思われる方も多いのではないでしょうか。
このような「決めセリフ」や名場面が随所に散りばめられ 原作と遠からずものとするのに一役買っています。
落語では 情景や背景 心情や表情など ほとんど道具を使わずに人の声と動作で表現しますね。
絵本は最小限の文章で後はみんな絵が表すことになるのですが
この田島征彦さんの挿し絵は 軽妙洒脱な庶民の継承する“地獄”が実に上手く表現されていると思うのです。
地獄草紙などで見る地獄絵はとても恐ろしく 因果応報を示すものとして伝えられています。
火の車や 閻魔大王 針の山や葬頭河婆(しょおづかのばば) 浄玻璃の鏡・・・
これらの責め苦も死者の待遇も「地獄の沙汰も金しだい」と笑い飛ばしてしまおうというのが“地獄八景亡者戯”です。
絵本では 浄玻璃の鏡の前で 死者が地獄に落ちるか極楽へ行くか閻魔大王の裁きを受ける場面で表されています。
生きる手段としてのほんのささやかな“悪徳”を 閻魔大王の気まぐれで地獄行きのパスポートにされてしまった4人。
勧善懲悪であるはずの世の中でも 必ずしも権威のある者が正しいことをしているとは限らない・・・
落語では終盤に展開されるスラップスティックなどたばた劇を 絵本では物語の中心にして 権威の失墜をおもしろ可笑しく痛快に表現していきます。
4人はそれぞれの持つ特性を武器に 次々と与えられる地獄の責め苦をクリアしていきます。
こうしたロールプレイング的なゲーム感覚が 現代の子どもに受けるのかもしれません。
いえ むしろ人気のゲームソフトのモチーフこそ“地獄八景亡者戯”のこの場面ではないかと 密かに思っています。
閻魔大王の歌舞伎口調を するりするりとかわしていく軽妙な関西弁・・・言語の持つ妙も面白みがあります。
そして この絵本が子どもに人気のある最大の理由は 排泄物や生理的現象をおおっぴらに表現しているところでしょう。
本来タブー視される言葉をこともなげに使う 何が可笑しいンだと言われればそれまでですが、読んでみると本当に可笑しい。
人呑鬼(じんどんき)の腹の中で 地獄の道連れのひとりである医者の指示通りにさまざまな臓器に悪さを仕掛け おならとくしゃみと腹痛をいっぺんに起こさせ 更にくすぐり笑わせるところは いかにも子どもが喜びそうな場面です。
原作の落語では 主題である“地獄の沙汰も金しだい”をモチーフに 政治 宗教 医療問題などをチクチクと批判するムードや 色艶話も盛り込まれています。
流石に絵本には描かれませんが そういった一切を取り込んで混ぜ合わせ
濾過して子どもに相応しいものを抽出すると たぶんこんな風になるのだろうなぁ・・・と思います。
汚いモノも腑に落ちないことも 笑い飛ばして陽気に現世を生きようじゃないか!
そう力づけられているような気がする不朽の名作です。 
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とっておきの場所をとられちゃったククー、さあどうする…?!

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