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二人で読むとなお、楽しい本
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投稿日:2003/06/02 |
歯医者さんに行きたくない虫歯のわにさんと、もうちょっと遊んでいたかったのに、患者さんがきてしぶしぶ出て行く歯医者さん。診察室で出会って、どきっ。わにさんのせりふと、歯医者さんのせりふはおんなじなのだけど、その立場の違いの面白さにあふれています。わにさん、歯医者さんのせりふを親子で分担して読むとなお、楽しいですよ。字の読めない子どもさんでも、ママのまねをして立派に歯医者さんになりきってしまうでしょう。五味さんの絵がほんとに楽しいです。
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大きくなることへの憧れと喜び
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投稿日:2002/12/19 |
三匹のやぎのお話は、ポピュラーでいろいろな絵本が出ていますが、やはり、絵の迫力や昔話の語り口の面白さが伝わってくるという点で、このマーシャ・ブラウンの「三匹のやぎのがらがらどん」が一番好きです。おはなし会では、かわいらしい絵のペープサートやエプロンシアターなどでもこのおはなしをよく演じますが、絵本で読むならぜったい、この本が良いと思います。言葉だけでなく、絵も語りかけてくる気がします。
また、このおはなしが子どもたちに好かれるもうひとつの理由は、子どもたちが持っている大きくなることへの憧れや喜びを、きっと満足させてくれるそのテーマにあると思います。やぎが草地でふとっちょになるその結末は、大きくなりたい子どもたちにとって、心地よいものなのだと思います。3歳ぐらいの子は読んだあととても満足した顔を見せてくれますよ。
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小さなドキドキと、あー良かった!のある本
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投稿日:2002/12/19 |
子どもだけで、おばあちゃんの家まで電車になって旅行するなんて、子どもたちにとって、ハラハラドキドキの冒険です。次々起こるハプニング、ドキドキと「あーよかった」の繰り返しで、子どもたちが自分もその体験をしているかのような真剣な顔で聞いてくれるおはなしです。
また、林明子さんの絵本には、隠し絵を探す楽しみもありますよ。「はじめてのおつかい」や「いもうとのにゅういん」などお好きな方はぜひじっくりと子どもさんと一緒に絵の隅々まで楽しんでご覧ください。いろいろなところに、意外な人物が登場しているかも・・・。こんとあきでは、ぜひぜひ人がいっぱい描かれているページにご注目を。ブリックスの「さむがりやのサンタ」やピーターラビットのマグレガーさんもいるかもしれません。
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流れ星を畑にまくと、プレゼントの実が・・
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投稿日:2002/12/16 |
12月の読み聞かせ会で毎年読んでいる本です。サンタさんは1年間何しているのかな・・・という子どもたちの関心もあってか、とてもとても静かに聴いてもらえるおはなしです。先日、読み聞かせ会で読んだら、3歳の子が、「お星様を植えるとプレゼントの実ができるんだって・・ママ、聞いてる?」とお話会のあとで、一生懸命お母さんに教えてあげていました。流れ星を畑に植えて、プレゼントの実を収穫するという、サンタたちの仕事が不思議で、気に入ったようです。クリスマスまであと少し、サンタさん来てくれるかなという待っている気持ちをきっと高めてくれる本だと思います。
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次々出てくる意外な人物
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投稿日:2002/12/16 |
この本はユーモアにあふれていて、子どもたちの気持ちをつかむ力があります。はじめての場所で読み聞かせ会をするとき、どんな年齢のどんな子どもたちが来ているのかな、と長年おはなし会をやっていてもどきどきしたりします。そんな時、この本を読むと、子どもたちの目がすうっと引き寄せられているような気がするし、次々登場するのみのぴこを取り巻く意外な人物に、くすくすという笑い声も漏れてきます。そのうち子どもたちが、登場人物を覚えて、一緒に合唱のように読んでくれて、とても盛り上がります。親子で一緒に読むのも楽しいと思います。
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子どもたちの目が画面にすいこまれていく本
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投稿日:2002/10/30 |
読み聞かせ会で、毎年秋になると読んでいる本です。これは、とても不思議な気がするのですが、この本を読んでいると子どもたちの目がきらきらしてきて、絵本の画面に吸い込まれていくような気がします。ながーいはしご、それをたてて月に上っていくところ、大きく広がる月、子どもたちを捉える仕掛けに満ちています。感動!
月と遊びたいという子どもの気持ちにこたえてくれるパパも素敵。最後に、小さくなってしまった月が、また大きく大きく満ちていくところは、大きくなることに喜びを感じる小さい子どもたちにとって、とても満足感を与えてくれるようです。大好きな絵本です。
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だいすき、このくらい、だいすき
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投稿日:2002/10/28 |
もう、大きくなってしまったうちの娘たちが小さいころ、よく「お母さん、私のことどのくらい好き?このくらい?」
と両手をいっぱいに広げてみせました。この本と出会った時
そのころの娘たちとの楽しい会話を思い出して嬉しくなってしまいました。うちの娘たちが小さいときにこの本と出合えなかったのをとても残念に思います。とても好きになったので、読み聞かせ会で時々読んでいますが、なぜだか、お母さんたちがとても喜んでくださいます。「ぼくは、きみのことおつきさままでいって かえってくるぐらい、すきだよ」最後のページの言葉がとても素敵です。読んだあと子どもたちも、お母さんたちも、ふっと笑顔になっている絵本です。
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くりかえしのある言葉の力、昔話の楽しさ
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投稿日:2002/10/28 |
読み聞かせ会で、毎年のように読んでいる本です。昔話の語りの力のようなものをいつも感じます。長い歴史の中で、人から人へ語り継がれているうちに、言葉がよりすぐられ、語る面白さと、聞く耳に心地よいリズムを生み出してきたのだなあ、そんなことを考えながら読んでいます。小学生なら、低学年の子でも自分で読めるお話ですが、やはり、誰かの声を通して読み語りで楽しんでもらいたいです。
お話の中で、繰り返し出てくる言葉は、とても印象的です。
いくがいくがいくと....
ゆけっちゃ かさかさ(笹の音)
ゆくなっちゃがさがさ(同じく分かれ道で揺れる笹の音) ゆくなっちゃ とんとん(きつつきの声)
ゆくなっちゃ がらがら(ひょうたんが風に揺れる音)
ゆけっちゃ とんとん(きつつき)
ゆけっちゃ からから(ひょうたんの音)
三人の兄弟が、病気の母親のため、山梨もぎに行く道で
繰り返し出てくるこれらの言葉が、お話をすごく盛り上げてくれます。
先日、読み聞かせで児童館に行ったとき、ある子が
「おばさん、また今度 ゆけっちゃ かさかさ っていう本読んでね」とリクエストしてくれました。本の題名よりも、そのフレーズが印象に残ったのでしょう。ぜひ、人の声を通して読み語りしていただきたい本です。
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おはなし会でこどもたち大喜び!
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投稿日:2002/07/29 |
絵本の楽しみは、なんと言ってもページをめくる場面転換の楽しさだと思います。主人公うららちゃんが乗った電車に次の駅でいったい誰が乗ってくるのだろう?という期待感と、やっぱり!という満足感がたまらない楽しい絵本です。(車内放送の次の駅の駅名が、次の駅で乗ってくる人を想像させてくれます。)最後、うららちゃんが降りた次の駅名がおばけだ。奥付けにホームで待っているお化けも書かれていて、見る楽しさにあふれています。ぜひ、読んでください。
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