
庭の周りをへいで囲い、ドアに3つも鍵をかけた家がならぶ、けちけち村。ある日、一人の旅人がやってきて、「石ころのスープ」をごちそうしようと言いますが......。分かち合うことのすばらしさを伝える、ゆかいなトルコのお話。

同様のお話を他の絵本で読んだように思うのですが、この絵本については、戒めのようなものはあまり感じられず、とても心地よい感じがしました。
石ころ1つで美味しいスープが出来るなんて、ありえない話です。
それでもコロリと騙されてしまうのは、電話詐欺師の心理誘導の手口に近いものかもしれません。
でも、この絵本の旅人は、人間関係もギスギスしていただろうケチケチ村の人々を、笑顔に変え、お互いの垣根を取り除きました。
どうもこの詐欺師が善人に思えて来るのです。
私もこの絵本のマジックにかかってしまったでしょうか。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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