ゆうたくんは飼っている犬のベスを毎日散歩に連れて行きます。
消防署の前に来ると毎日声をかけてくれるおばあさんがいるの。そのおばあさんは住んでいるアパートが火事になり怪我をしてしまって近くの病院に運ばれました。そのことを知らないゆうたくんはいつも声をかけてくれるおばあさんがいないので心配になりました。それを見ていた消防士さんが消防訓練の日にゆうたくんを誘い梯子車に乗せてあげたのです。そこでゆうたくんをのせた梯子車の向かった先はおばあさんが入院している病院。梯子はゆうたくんを乗せておばあさんが入院する一番上の階までのびていきました。そして二人は会うことができたのでした。
子供にとって消防車に乗ることは夢のようなことだと思います。この絵本はそんな子供心をわくわくさせるお話しだと思いました。実は私も子供の頃に消防訓練で消防車の梯子に乗ったことがあるのです。その話をしたら息子の目はキラキラと輝いていました。 (たまっこさん 30代・ママ 男の子6歳、女の子3歳)
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