
夏休みのある日、昼下がりのひょうたん池。
おなじ時を生きるたくさんの命。
つりをする少年から見ると、池のさかなから見ると、空のとんびから見ると、あまがえるから見ると……
いろいろな視点から見ると、ちがうものが見えてくる。
それぞれの見た風景を、片山健さんが迫力のある油絵で描きます。
観察し、想像しながら、子どもから大人まで読んでほしい絵本です。

ひょうたんいけ
夏休み ぼくは つりをしています
自転車に乗った しょうちゃんから見たら・・・・
池の中の魚から見たら・・・
かいつぶりから見たら・・・
とんびから見たら・・・・
いろんな 生き物が 生きていて その立場から ものを見たら こんなにも 違って見えるんですね
絵がいい!!
片山健さんの絵は 生き物に対する愛情があふれています!
私たち人間も 生き物も みんな 生きているんだよ
そんな メッセージが 伝わってきます! (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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