親にすてられたのに明るく文才のあるヨーニー、母思いのマルチン、力のつよいマチアス、ちびのウリーなど、 個性のちがう少年たちの織りなす、悲喜こもごもの群像をみごとに描きます。
前書きがとっても長くて、本編どこ?と一瞬悩んでしまいました。
ドイツの寄宿生のお話で、戦時中に書かれた物語のようで、日本の学生には理解が難しいかしい所があるかもしれませんが、小学生向きに、わかりずらそうな言葉には、線を引いて横に意味が書いてあったり、ページの上部に解説されています。
友情とは何か、勇気とは何か、誇りとは何かを教えてくれる物語でもあるので、年齢を問わず、読んでみて欲しい1冊です。 (ぽにょさん 30代・ママ 女の子4歳)
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