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ヒガンバナには毒がある!! クスリグサ、ジゴグバナ、キツネノハナビなど、ヒガンバナには多くの別名がある。その別名に隠されたヒガンバナの特徴や昔の人々の生活をわかりやすく紹介。
秋の彼岸の頃、にょきにょきっと出てきてぱっと花開くヒガンバナ。不思議な花だなぁ、でもちょっと近寄りがたいなぁ、なんて思っていたのですが、この本を見てびっくり。
まずは呼び名の多さ。一般的な「マンジュウシャゲ」から「イットキバナ」「カミナリサンバナ」「ハッカケバーサン」「ソウシキバナ」「カブレバナ」など、笑っちゃうものも、なるほど納得と思えるものも。
楽しいひみつ、こわいひみつ、すごいひみつと順に説明されていて、読んでいくうちに「はぁーほぉーなるほどー」と驚き感心するばかりです。
名前が多いほどさまざまな顔を持つヒガンバナ、これからは見る目も変わりそう。また来年の再会が楽しみになりました。 (ゆうたのーとさん -・絵本紹介サイト )
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