お月さんのシャーベット」 ママの声

お月さんのシャーベット 作:ペク・ヒナ
訳:長谷川 義史
出版社:ブロンズ新社 ブロンズ新社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2021年06月03日
ISBN:9784893096906
評価スコア 4.53
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  • おもしろい発想

    それはそれは寝苦しい夏の晩のことです。
    ある建物の住民たちはエアコンや扇風機をガンガンつけて、なんとか眠りにつこうとしていました。
    そんなとき、外では、ぽた・・・・・ぽた・・ぽた。
    お月さんが、溶けていっていました。

    ここまで読んで、私はびっくりしました。

    お月さんが、溶けている?

    そんなこと、考えたこともありません。

    さらに面白いのは、その溶けたお月さんをシャーベットにしようという発想です。

    お月さんを、シャーベットに?

    そんなこと、考えたこともありません。

    なんておもしろい発想でしょう!!
    この絵本のことが、大大大大大好きになりました。

    投稿日:2021/09/21

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    1
  • ペクヒナさんの制作の世界に飛び込むと、
    そこにはとろけるお月さんのシャーベットが。

    お月さんがとろけてシャーベットになるという発想が珍しいし、そのとろける様子が見事に制作で表現されていて、絵本なのにまるで展示の中に迷い込んでしまったような感覚にすらなります。

    毎日暑くてクーラーが欠かせないですが、昔はシャーベットのような氷菓子を少しとろけさせながら食べて風を感じて涼んだなぁということを思い出しました。

    投稿日:2024/07/25

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  • 食べてみたい!

    お月見に合わせて手に取った一冊です。暑くて暑くて溶けてしまったお月さまをシャーベットなしてしまうなんて…面白い発想!と思いました。お月さまっておいしいのかな??月がなくなって住むところがなくなってしまったうさぎがやってきたのですが、ちゃんときねとうすを持っていたのが面白かったです。

    投稿日:2023/10/07

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  • 暑い夏の日に読みたい


    息子もペクヒナさんの絵本は大好きで、私が借りる時に、僕は犬や!の人の絵本やでーと伝えると、あめだまとかお天気のやつとかの人のやなー!とちゃんとわかっている息子なのでした。

    お天気のやつとは、ふしぎなおきゃくさまのことです。笑

    お月さまのシャーベットは、この時期にぴったりの夏の絵本。

    夏の暑い日、みんなが窓を閉めてクーラーをガンガンにつけて夜を過ごしていると、

    なんとまあ!
    ぽたぽたぽた。

    お月さままで溶け出した。

    溶け出したおつきさまのしずくをたらいに受け取ったしっかり者のおばあちゃんは、このしずくで何か出来ないかと考えて、冷蔵庫にお月さまのしずくを冷やしてお月さまのシャーベットを作ることに。

    電気を使いすぎて停電したマンションに美しく光るお月さまのシャーベット。

    暑い夏がひんやりして美しく、過ごしやすくなりました。

    さあ、最後、溶けてしまったお月さまはどうやっで元に戻るのでしょう??

    不思議な夏の夜。

    ペクヒナさんの切り絵で出来た主人公たちとリアルなミニチュアの建物たちで作られた世界観と長谷川義史さんの関西弁がとっても相性が良く、ずーっとこの絵本の世界に入っていたくなりますよ。

    やっぱりペクヒナさんの絵本、好き?。

    投稿日:2023/03/08

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  • 最後はすっきりひんやり

    あー、まず長谷川義史さんが訳した

    関西弁がいいですね。

    この夢があってロマンチックなお話が

    とってもベタな感じになってしまう・・・

    そのギャップがよかったなと思いました。

    寝苦しい夏の晩

    暑くて暑くてねるどころかどうしようもない

    そんな夜に起きたお話です。

    暑くてとろけそうな夜

    空の月の様子がなんだか変です。

    しっかりものの班長のおばあちゃんのおかげで

    ひんやりすることができました。

    投稿日:2022/07/24

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  • お月見の季節に6歳の娘と読みました。ペク・ヒナさんの絵本は初めて読みましたが、なんとも言えない不思議な表現力で、どうやって作った(描いた)のかな…と思わず制作風景を覗いてみたくなりました。紙で作られた登場人物たちと、アパートはミニチュアの模型でしょうか。暗闇に光る灯りがとてもきれいで幻想的です。

    長谷川義史さんの大阪弁がこの不思議な世界に絶妙にマッチしていて、最後まで楽しく読みました。暑さでお月さんが溶けてしまい、それをシャーベットに…なんて、わくわくする展開でおもしろかったです。

    娘も「これは紙で作ってるのかな…どうやって作ったの?」などと言いながらじっくりと見ていました。アート作品のような絵本でした。

    投稿日:2021/09/29

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