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コーネリアス」 ママの声

コーネリアス 作:レオ・レオニ
訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1983年09月
ISBN:9784769020158
評価スコア 4.52
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  • たってあるいたわにと、なかまたちのおはなし

    • ランタナさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    2足歩行が出来るわに、コーネリアスのおはなしです。
    遠くまで見えることが嬉しくて、
    みんなに伝えずにいられない彼の気持ちも分かるけれど、
    コーネリアスの話を聞かない、憮然とした表情のわにの仲間の気持ちも分かる気がします。
    生まれつき立って歩けたコーネリアスと違って、
    這って歩くことしかできない自分じゃ、努力したって無駄、
    自分で遠くの景色を見ることはできないと思えば、
    やっぱり面白くないだろうなぁ。

    川岸を出て行ったコーネリアスが、
    さると出会えて、本当に良かったなぁと思います。
    さるの芸当を見て、素直に教えを乞うコーネリアスも、
    嬉しそうに助けるさるも、いいじゃない!新しいことが、自分だけ出来たら自慢かもしれないけれど
    一緒に誰かとその楽しさを共有できたら、
    もっともっとしあわせ。
    コーネリアスはさるとその体験をしたからこそ
    また川岸に戻ったのではないかな?と思います。
    仲間に、新しいことの楽しさを今度こそ伝えたい、と。

    それでもやっぱり相手にされず、さるのところへ帰ろうとしたコーネリアス。
    よくぞ振り向いてくれました!
    ユーモラスで、ちょっと嬉しい結末に、その後のお話が気になります。
    さるが来て、先生になってくれるかな・・・なんて。

    きっと、読む人によって色々な読み方ができるお話だと思います。
    かわいらしい動物達に誘われて、読むとあれこれ考えさせられる、レオ・レオニらしい絵本、おすすめです!

    投稿日:2011/11/28

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    3
  • 直立歩行しちゃうワニ

    • イヨイヨさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 男の子4歳、女の子2歳

    絵本ナビでコーネリアスのマグカップを見つけて知った本です。まずは、ワニが直立歩行してる!!ということに驚き、これがたまらなくかわいい。
    読んでいるうちに、こどものころに抱いたモヤっと消化できそこなった感情を整理してくれるかのような本です。

    投稿日:2018/10/02

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    2
  • 実は気になっている。
    気にならないふりをしている。

    これって結構あるあるですね。コーネリアスのラストは
    まさしくその心理をついたものとなっています。

    ちょっと人とは違うことをする。最初はみんな無視するけど
    横目でちらっとみてしまう。

    そんな心理をうまく描いたストーリーだと思いました。

    投稿日:2018/06/21

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    2
  • コーネリアスのパワー

    レオ・レオニらしい、切り絵で描かれたスタイリッシュな絵本。ちょっとイタズラっぽいコーネリアスの表情がなんともかわいらしくて、レオニの絵本の中でも特に好きな絵本です。
    コーネリアスはわにのこども。一緒に生まれた兄弟たちは這っているのに、コーネリアスだけは立って歩きます。立って歩けば、這っていては見えないものも見えるよと自慢するコーネリアス。でも兄弟わにたちは「それがどうしたっていうのさ?」と相手にしません。
    他の人と違うということが、なかなか理解されないというのは、人間の世界でも多いと思うのですが、コーネリアスはめげずに自分を貫き通し、周りを巻き込んでいきます。そんなコーネリアスのパワーに自分も勇気づけられる気がして、読むとなんだか元気が出てくる楽しい絵本です。

    投稿日:2013/03/13

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    2
  • 好奇心こそ、進化の前触れ!

    立って歩くことの出来るワニ、コーネリアスのお話。

    ワニらしからぬワニの、コーネリアス。
    立てるという自分だけの特権を活かし、遠くを眺めたり、
    上から魚を見たり。

    仲間のワニにそのことを言っても、「へえ それで?」と
    相手にしてくれません。

    仲間に相手にされなくても落ち込まない、次々と新しいことに
    挑戦してしまう、好奇心が旺盛なコーネリアスの姿、すごく
    良いですね。

    無関心のように見えたコーネリアスの仲間たちですが、きっと
    内心は羨ましかったんでしょうね。最後のシーンは微笑ましくて、
    コーネリアスもきっと喜んだんだろうなって思います。

    でも、ワニが逆立ちできたとして、なんの得があるのでしょう?
    きっと、そういう疑問は野暮なんでしょうね(笑)

    好奇心こそ、進化の前触れ!前向きなコーネリアスの態度が、
    仲間の心をも動かしたのかなと思います。
    周りの出来ないことを率先してやってしまうコーネリアスに幸あれ!

    投稿日:2011/12/13

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    2
  • すなおじゃないんだから

    読んでるあいだ中、なんだか微笑ましい気持ちでいっぱいでした。
    みんなと違っても気にしない、素直で明るいコーネリアス。
    もちろん、「素直な気持ちで」みんなにいろんなことを
    教えてあげるのですが、やっぱり「出る杭」は打たれます。
    でも、コーネリアスはひねくれることも、自分をみんなと同じに
    するでもなく、「自分らしく生きる」ことを貫きます。
    新しいことに果敢に挑戦するコーネリアス。
    常に前向きで、好奇心をもち続けるコーネリアスの姿は、
    本当に素晴らしいです。

    みんなも本当は、コーネリアスが羨ましかったんですね。(笑)
    なんだか、こっち側の気持ちも、わかる気がして、
    憎みきれませんでした(笑)

    『人と違う』。
    特に日本では、周りや、本人でさえ、敏感すぎるなぁと感じます。
    みんないっしょじゃつまらない。
    人は人。自分は自分。羨むことも、悩むこともなく、
    素晴らしいものは素晴らしいんだよということ、
    そんな風にみんなが感じられる 世の中に変わっていって
    欲しいなって思います。
    コーネリアスが暮らす、『かわぎし』のように・・・。

    投稿日:2011/12/07

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    2
  • 自分のあり方を教えてもらった気がします☆

    • ARUさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳

    私レオ・レオニさんの作品にかなりはまってしまってます。

    絵も綺麗なのはもちろん奥が深くて考えさせられる、大人向けの絵本では?と思わずにいられません。

    小さな世界の中で飛び抜けていたところで他の世界に行けば大したことではなかったり。

    猿に対して他のわに達の様にへぇそれで?といわず、教えてと自ら努力しようとする姿勢だったり。

    人の為に何かをする事は気持ちのいい事だと猿のサポートする姿に教えてもらったり。

    他のわに達のへぇ〜では、人を羨む前にその人がどれだけの努力をしたかを考えれば羨む事がバカバカしい事だと教えられたり。

    前向きな姿勢は大きな変化をもたらすという事が、最後の川岸の暮らしはこれですっかり変わるだろう。に凝縮されている様に感じたり。

    今回もガツンとやられました。

    本当、素敵な絵本だなぁって思います。

    投稿日:2010/01/21

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    2
  • 楽しく、考えさせられる絵本でした

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 男の子5歳、女の子4歳

    え?立って歩くワニ?
    ワニが立っている姿がなんだか不思議でおもしろかったです。
    立てるワニがうらやましい気持ちから、興味のないふりをするワニたちの気持ちがわかり、これなら友達になれそう。というコーネリアスの心の大きさが素敵ですね。
    自慢をするときの、お友達の気持ちが学べる気がしました。

    投稿日:2017/04/17

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    1
  • 考えさせられる絵本

    7歳長女が小学校でレオ・レオニさんのこの絵本を読んで、とても良かったと言っていたので借りてみました。

    たまごから1匹だけ立ってうまれたワニのコーネリアス。ほかのワニたちは腹這いのままなので、成長してからも他のワニたちはコーネリアスが気にいりません。コーネリアスは「くさむらの向こうまで見える」なんて自慢しちゃうもんですから。コーネリアスの気持ちもわかるし、ほかのワニたちの気持ちもとってもよくわかります。でも、最後は何だか良かったです。

    投稿日:2015/07/18

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    1
  • やってみること

    ただ今、レオ・レオニさんにはまっている娘が
    学校の図書館から借りてきました。
    二足歩行ができるワニ、コーネリアスのお話です。
    ほんと、二足歩行ができるようになると、見えるものも
    違ってくるだろうなあって思います。背の高さでも違って
    きますしね(ときおり、娘と同じくらい・・もしくはもっと
    娘が小さかった頃くらいに身をかがめてみるのですが、まわり
    のものがおっきくて威圧感を感じますし、世界がよく見えなく
    て不安になるよなあって思いますもの)。
    でも、大事なことは最初っからできることではなくて、
    自分がためしてみてやってみて、できるようになったこと
    だよなあって思うのです。
    だから、コーネリアスが元々はできなかった逆立ちなどを
    おさるの力を借りてできるようになったことや、二足歩行が
    できないワニ達が逆立ちの練習をしたりしている場面では
    よかったなあって思いました。
    最初からできることは、特にどうとも思わなかったりしますが
    やっとの思いでできるようになったことに対しては、心が
    震えたり、元気になったりしますもの!

    投稿日:2014/06/24

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