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もうぜったいうさちゃんってよばないで」 ママの声

もうぜったいうさちゃんってよばないで 作・絵:G・ソロタレフ
訳:すえまつ ひみこ
出版社:リブリオ出版
税込価格:\1,760
発行日:2000年04月
ISBN:9784897847788
評価スコア 3.4
評価ランキング 55,576
みんなの声 総数 14
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  • 子供の心の叫びを描いた深い本!

    • みどみさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳

    「うさちゃん」という愛称でなく、周囲の大人たちに
    本名の「ジャン」と呼んでほしい主人公。
    「うさちゃん」と呼ばれなくなるために悪い自分を
    アピールしようと、銀行強盗をしでかします。
    警察につかまり、報道され、「こんなはずじゃなかったのに」と
    涙します。
    ただ子供扱いされたくない、自分を認めてほしい、と思っただけなんです。

    子供がいたずらしたり、親や先生に逆らったり、
    友達に意地したりするとつい頭ごなしに叱ってしまうけど、
    本当は子供なりの自己主張なのかもしれません。
    思春期に非行に走って補導される少年少女たちも、
    ジャンのように泣いているかもしれません。
    子供が悪いことをした時、心の奥にある葛藤を
    理解してあげなければと考えさせられます。

    投稿日:2005/08/05

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  • 反抗期

    読む前に、もっと小さな子どもの物語なのかなと思って
    いたのですが、きっと思春期くらいの子どもの物語だったの
    ですね(主人公の「うさちゃん」はとっても小さく見えは
    するのですが)。
    大人からすると、ちいさい子どもは、かわいらしくて
    ついついかわいらしい名前で呼んでしまいがちですが、子ども
    はどんなに小さく見えたとしても、自分の思いやプライドが
    あるのだなあって思いました。
    我が家も気をつけないといけないな。

    投稿日:2016/11/06

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  • けっこう過激

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    みんなから「うさちゃん」と呼ばれるこうさぎのジャン。このうさちゃん呼びが気に入らないらしく、ワルになればもう呼ばれないだろうと、ワルになることを決意します。
    ワルっていっても、まさか銀行を襲いに行ってしまうだなんて、びっくりです。けっこう過激ですね。ラストもこういったラストで終わるとは思ってませんでした。
    うちの子たちはむしろ「あかちゃん」って呼ばれたいみたいで、真逆なのですけど。

    投稿日:2016/10/17

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  • すごい展開

    子供の発想はすごい!

    それが逆に怖いなとも感じる絵本でした。

    みんなに「小さいもの」として扱われるのが

    イヤで何とかしようと企てる。

    そうか、悪いことをすればいいのか・・・なんて考える。

    その悪いことというのが、想像以上のことでした。

    ちょっとこの展開は日本の絵本では考えられないと思います。

    大胆な発想と行動に驚きました。

    真似しようがない行動でしたが、そこまでするほど

    みんなからの扱いをきにしていたのかと感じました。

    子供っていつも大人の想像を超えますね。

    投稿日:2013/04/23

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  • 子どもの主張にドキリ

    ちっちゃくてかわいいから、大人たちから「うさちゃん」ってよばれていたうさぎのジャン。でもそれがとても気に入らず、世界一のワルのうさぎになってやる!となんと銀行強盗をすることに。
    そのあとの展開が、またスゴい。警察につかまって、牢屋にいれられてしまうのです。ただ「うさちゃん」って呼ばれたくなかっただけなのに、こんなことになるなんてと、心が痛みます。
    子どもの主張を子ども扱いしないで、もっと早く気がついてあげないと、もしかしたら大変なことになるかも?とちょっとこわくなりました。

    投稿日:2012/08/28

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  • 読んでいろんなことを考えました

    読んでいろんなことを考えました。

    図書館で借りた本に関して、自分の子どもと読む時には下読みをせずに読んでいたのですが、児童コーナーに置いてある本でも下読みした方がいいと思ったこと。

    題名からは想像できませんでしたが、母親として読むと、かなり複雑な気持ちになりました。

    それというのも、「うさちゃん」という呼び方がいやで、悪いことをしているうちに、エスカレートして、銀行強盗をする、刑務所を脱走するという箇所です。

    子どもの気持ち、常に感じたいと思っています。

    ここまで極端でなくても、良心的な大人なら伝わりそうな気がするんですけどね。

    好みでいうと、私の苦手なタイプの本ということがわかりました。

    投稿日:2009/05/28

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  • 不思議なバランス

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子7歳、男の子2歳

    赤木かん子さんがこの絵本の書評を書いているのを随分前に読んで、
    その剣幕にちょっとビックリしつつ気になっていました。

    これはドキッとする絵本です。

    大人たちはジャンを、小さくてかわいいから「うさちゃん」って呼ぶのですが、
    そう呼ばれたくないばかりに、とんでもない方へと運命が動きます。
    ほんのちょっとのきっかけで、人生が変わる危うさ。
    そして、つい子どもを軽んじる大人の目線。

    そういうものをジワジワっと指摘されているようで、読んでいて怖かったです。
    それなのに、妙に、軽快に進んでいく物語。
    不思議なバランスです。

    投稿日:2008/06/17

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  • これ、子供に理解できるのかな?

    「子供のやることだから・・・」
    よくそんな言葉で大人はしめくくってしまうけれど、子供だって、ちゃんと、1人の人間として接してほしいと思っている。
    「うさちゃん」じゃなくてちゃんと名前で呼んでほしい、主人公のうさぎはそう思っています。
    小学校にあがった途端に、「ちゃん」づけで呼ぶのはやめて、というようになった甥っ子を思い出しました。
    でも、なんだか、不思議な話でした。
    うさちゃんって呼ばれたくないばっかりに、悪になる決心をし、最終的には、銀行強盗までして警察に追われるはめに。
    そして、大脱走の末、身をひそめて暮らすはめに。
    このうさちゃんに、父親の姿も、母親の姿も見えないところにも、ちょっと不思議な感じがしました。
    で、結局、結末はこれでいいの?という不可解な部分が残る最後でした。

    投稿日:2008/05/18

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  • なんと言っていいものやら。

    • 千日紅さん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳、女の子0歳

    二羽のこうさぎ、ジャン・ニンジンスキーと、ジム・サラダーナって名前は面白いです。

    うさちゃん、ではなく、名前を呼んで欲しい主人公、ジャンが、わるいうさぎになれば名前を呼んでもらえるのではないか、と思いつき…
    銀行強盗しようと押し入ったところ、みんなをこわがらせるだけでよかったのに、警察に知らされてしまい、ジャンの何倍も大きな大きな、警官に追いかけられる。

    そんなつもりじゃなかったのに、と言ったところで、悪いことをしたら警察に連絡され、牢屋に入るのだ。
    と、ここは、子どもにはしっかり知っていてもらいたいような気は、するのだけれど。

    でも、親としてそんな感想をもって、うんと小さなうさぎに対して警官や牢屋がどんなに大きくてこわかったかを、うんと強調して話してみたくなる…というのは、よこしまな、たくらみなんでしょうね。

    この話は、教訓ばなしというわけではないし。
    親としては何と言っていいものか、感想が難しい本です。

    投稿日:2006/11/21

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  • 日本人の私としては、理解しがたいです。

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子11歳、女の子5歳

    イラストはとっても可愛いです。でも、これは奇抜なお話でした。
    子ども扱いされたくないばかりに、銀行強盗のまねごとをして、うっかり警察に捕まって、脱走までしてしまうお話なのです。
    それで、題名が「もうぜったいうさちゃんってよばないで」…?
    幼児向けの絵本なのに、いいんでしょうか?
    作者はエジプト生まれで、ヨーロッパでは国際的に活躍している絵本作家さんのようなのですが、モラルは?結末がこれでいいの?
    日本人の私としては、考えてしまいました。

    投稿日:2006/08/17

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