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そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

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はこ」 その他の方の声

はこ 作:小野 不由美
絵:nakaban
編:東 雅夫
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2015年05月22日
ISBN:9784265079605
評価スコア 4.25
評価ランキング 21,249
みんなの声 総数 11
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  • 出口を探して

    最後まで、ドキドキしながら読みました。
    こわいこわいと思いながらも、ページを読む手を止められず…。
    まるで、お化け屋敷に入ったようでした。
    そして、結末は…
    出口はどこかなと探してみたけれども、出口は塞がれていた…というような気持ちです。
    大人にお勧めの絵本です。

    投稿日:2015/11/11

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    1
  • 「不安」という感情を説き上げた絵本

    • やぎ座さん
    • 20代
    • その他の方
    • 山口県

    絵本が子供にもたらす感情って、「喜び」「わくわく」「悲しい」「ドキドキ」などが多いと思うんですが、この絵本は「不安」という高次の感情を教えてくれます。シリーズの例に漏れず対象年齢は少し高めかもしれませんが、読めば読むほど内容がじわじわ分かってくると思います。

    少女もはじめは自身の持った感情の正体がはっきりとは掴めていないようですが、「はこ」が何をもたらすのかを知ったときには…。

    「ちょうつがい きいきい」と同じくらい実写化してほしいです。

    投稿日:2015/05/31

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    1
  • ある日突然、箱が空かなくなり、何かが消えていく。最初は小さな生き物だったが、だんだん消える存在が大きくなっていき…同じパターンで繰り返される「消失」が、ゆっくりと人の心を狂わせていく怪談絵本。

    この話は、私は現代社会では「よく起きる」出来事だと感じました。「はこ」というのは、ありふれている入れ物ですが、そこに入るものや関連するものがいなくなっていく様子は、例えば、アパートで孤独死していく人や、会社などでいつの間にかいなくなっていく人、時代の変化で突然使えなくなっていく機会など、いろいろなものを連想させました。タイトルに「よくある話」と書いたのは、そういうイメージからです。人が死んだり、いなくなったりする時に、虫の知らせというものがあるのです。突然消えてしまっても、日常生活はそのまま続いていくのです。残された人たちは、ないなりに過ごせてしまうのです。母親のセリフ「それよりも、犬をさがしてちょうだい」が、現実生活の無情さと、残酷さを明確に表している気がします。なくなったものは、仕方がないとして、私たちは先に進むしかないのでしょう。

    いろんな意味で哲学的な絵本だと思う。むしろ大人の方が深く味わえるかもしれないと思います。

    投稿日:2019/01/09

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