私の母親世代の方が機関車トーマスを見て「やえもん、やえもん」と言うので何だか気になって絵本を借りてきました。なるほど、確かに母達が子供だった時代から読まれていた絵本なんですね。
絵も文章も時代を感じます。それにいつも機嫌の悪いやえもんは一癖も二癖もあって、何だかとても個性的なお話。でも読み進めていくうちに、何だかやえもんの事を応援したくなってくるから不思議です。声に出して読んでいると、列車達のおしゃべりが本当に走行中の音のように聞こえてきて、よく出来ているなぁと思います。長めのお話ですが、子供達もよくリクエストしてきます。