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しまふくろうのみずうみ自信を持っておすすめしたい みんなの声

しまふくろうのみずうみ 作・絵:手島 圭三郎
出版社:リブリオ出版
税込価格:\1,870
発行日:2001年01月
ISBN:9784897848747
評価スコア 4.69
評価ランキング 2,016
みんなの声 総数 15
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12件見つかりました

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  • 静寂を体感

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子13歳、男の子11歳

    静寂な夜の湖に、しまふくろうの親子の姿。
    おはなしは、淡々と、父親が魚を取りに行く姿を描きます。
    版画のシンプルな色彩がとても素敵なハーモニーです。
    静かな夜の湖で起きた光景が、緊迫感と、一つ一つの音を伴って体感できます。
    文章も簡潔で鮮やかです。
    何よりも、最初から最後まで、ベースとなる夜の静寂が見事です。
    そして、しまふくろうの親子の姿もまた、温かいコミュニケーションで
    描かれます。
    非常に地味な絵本ですが、とても迫力があります。
    しまふくろうの生命力も感じられますね。

    投稿日:2007/06/04

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    2
  • 精悍なふくろう

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    しまふくろうの親子の一夜の光景です。
    おなかをすかせた我が子のために、魚をとる父親の姿がとても精悍に、頼もしく見えます。
    また、静けさの中、しっかりとした力強さを感じ、魚を捕らえる瞬間には息をのみます。
    こんなに躍動感に溢れるふくろうをみたのは初めてかもしれません。
    ふくろうというと、木の上で静かにたたずむ姿をイメージしますが、何だか印象がかわりました。

    それにしても、静かにして欲しいここぞというときに声を出す子供は、人間の子供と同じに見えてほほえましく感じました。

    投稿日:2009/03/26

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    1
  • コタンコルカムイ

    • MAYUMIさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子22歳、女の子20歳、女の子18歳

     北海道・アイヌの人達は、自然界に存在するもの全て、
    カムイ(神)の恵みにより生かされていると信じているとか・・・。
    その中でも、しまふくろうは、
    コタンコルカムイ(村の守り神)として、最高の神なのだそうです。
    この絵本のしまふくろうも、
    人間の生き様を静かに見据えているような凛とした姿が描かれています。
    この絵本の魅力は、
    何といっても版画の力にあると思います。
    手元からぐっと離して、
    版画絵だけでストーリーをたどってみると・・・!。
    深い闇に浮かび上がるしまふくろうの姿が胸に迫ってきます。
    手島圭三郎氏の絵本には、
    文字を持たないアイヌの人達が、
    口承で伝えてきたユーカラ(詩のようなもの)を題材にしたものが、
    数多くありますが、
    これらの絵本が、その心をくみ取り、
    危機に直面している自然や、
    アイヌの文化にも目を向けるきっかけとなれば・・・と思います。

    投稿日:2007/01/28

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    1
  • 力強いお父さん、子ふくろうの可愛さ

    • ぽた子さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子9歳、女の子4歳

    手島圭三郎さんの版画絵とても迫力があります。

    お父さんふくろうが、魚を捕まえるまでの緊張感。
    しーんとしずまり帰った湖面に映るふくろうの影。
    流木にとまり、魚を待つ時の静けさ。
    夜の空気の冷たさまで、伝わってくる感じがします。
    子供達もお話を静かに聞き入ってしまいます。

    そこに、子供のふくろうの声。
    ハンティングが失敗するのでは、とドキドキします。

    でも、そこは、お父さん。ぬかりはありません。
    水音が聞こえるような力強い捕獲の瞬間!
    羽を大きく広げた見開きの絵は、圧巻です。

    「おとうさんが かえってくるよ。
    おおきな さかなを もって いるよ」のページの
    子ふくろうの喜びようが、「可愛い」と息子。
    親子の情愛のようなものも感じられるのかもしれません。

    大自然の壮大さ、神秘さ、ふくろうのたくましさ。
    北海道に生まれた作者ならではの作品だと思います。
    子供に一度は、読んであげたい本のひとつです。

    投稿日:2007/01/24

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    1
  • 静寂に耳をすませて

    • あまたろうさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子7歳、男の子7歳

    北海道の山奥の湖に住む、しまふくろうの親子のおはなしです。夜になると、魚をとりにやってきます。子どもはまだ小さいので、お父さんとお母さんが交代で夜通し魚とりにでかけます。
    こうして文章にしてしまうと、シンプルなありきたりの絵本のように思えてしまうのが残念です。ぜひ一度手に取ってみてほしいです。見た目の地味さからは想像できないものすごい迫力がこの本には詰まっています。湖と共に生きるしまふくろう。その静と動を実に見事に描いています。手島さんの木版画から伝わってくる臨場感を体感してください。湖の波紋の広がりとともに伝わってくる静寂の余韻。久々に出会った、心を震わせる作品です。

    投稿日:2006/12/17

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    1
  • 野生の美しさ

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子10歳、女の子5歳

     学校でふくろうのお話を読み、おまけにキャンプで本物のふくろうに遭遇したことから、「ふくろう!ふくろう!」と夢中になっていた娘に読みました。やっぱり、興味を持ってページをめくると、入り込み方が違いますね。版画の黒い画面をどうとらえるか気になっていたのですが、真剣に見入っていました。まるで、静まり返った湖に渡る野生の音が、本当にそのまま聞こえてくるかのような錯覚に陥ったほど。構図とページの間が生きているのですね。魚をつかむ場面は、息をのんでいました。湖に広がる波紋が不思議なようで、いつか同じものを見せてあげたいと思いました。
     それにしても、やっぱり「自然」っていいなあ。心が洗われた作品でした。

    投稿日:2004/10/04

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    1
  • 北海道の原生林に住むしまふくろう

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子5歳

    北海道の深い山奥の、誰も知らない湖。獣たちがねぐらに帰る頃、しまふくろうの親子はあらわれます。親子の温かさが伝わる、しまふくろうの生活が描かれています。羽を広げたしまふくろうの姿と月に照らされる湖の波紋の美しさに心惹かれる作品です。手島圭三郎さんの描く原生林から、いにしえの世界を感じます。

    投稿日:2021/06/16

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  • 作者の手島さんは 少年時代を北海道の北の端の田舎で過ごされました
    彼はしまふくろうと出会い 仲間でもあり 生き方を教えてくれる 先生なのかもしれませんと 言っています
    北海道の深い深いやまおくに 誰も知らない みずうみがあります
    こんな始まりです   とても詩的な 静寂のあるはじまりに 引き込まれました
    夕日がしずむ 美しさ 
    現れた   しまふくろうのやこ  
    お父さんが 魚を捕りに飛び立ちました その姿の かっこよさ!
    目を奪われます 
    お父さんの 目の輝きの鋭さ    生きるために 真剣に 獲物を捕る姿の感動します

    山奥にいきる しまふくろうの生き方 自然のすばらしさ 
    手島さんの見事な絵本です

    投稿日:2018/02/16

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  • しまふくろうの親子

    手島圭三郎さんの美しい版画に魅せられて手にとりました。しまふくろうの子どもを真ん中にして両側に両親が見守る姿は、とても安心できます。お腹を空かした子どものために父親が、頑張って食べ物を調達する姿に感動しました。

    投稿日:2018/01/31

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  • 静寂の中に引き込まれる

    昔、父に読んでもらった記憶が今でも鮮明に残っています。
    父の低い声と淡々と読むナレーションのような声がこの絵本とマッチして
    絵本の世界へ、静寂の世界へ引き込まれました。
    子供ながらに闇と静寂を肌で感じるというか。
    この絵本は出来ればパパに読んでほしいです!

    投稿日:2014/04/16

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