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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

あいうえおの き」 みんなの声

あいうえおの き 作:レオ・レオニ
訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1979年
ISBN:9784769020127
評価スコア 4.53
評価ランキング 7,026
みんなの声 総数 46
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46件見つかりました

  • 躍動する文字

    文字の絵本での役割は、
    言葉を語るのであって、
    絵とは分業であるような気がしていましたが
    すべては一体であると気づかされるような本です。

    いつもは、絵にかぶさらないように説明を続けているはずの文字が
    躍動しています。
    誰かの代弁でなく
    文字自身が
    「せんそうはもうまっぴら」という姿は、印象的です。

    すがすがしさ漂う一冊です。

    投稿日:2014/06/15

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  • 言葉の力を感じました

    言葉の力を感じられる、すばらしい作品です。

    ひとつひとつの文字が単語に、そして文になる姿にぐっときてしまいました。

    今は良きも悪くもいろいろな言葉が誕生していますね。
    大切にしたい言葉も死語と呼ばれるようになっていたり。

    日本の言葉のレパートリーは世界に誇ります。
    美しい言葉を、自分で選んで語れるようになりたいと思いました。

    以前友人が言っていたことで印象的な言葉があります。
    「やばいの一言で感情を表すのはもったいないよ。
    日本には素敵な言葉がたくさんあるんだから、もっといろんな言葉を使って表現しようよ。」

    19歳が言う言葉とは信じられないくらい説得力がありました…。
    でもまさにその通りです。

    そんなエピソードも思い出す一冊でした。

    投稿日:2013/07/13

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  • 葉っぱに文字が・・・

    • キャッティーさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 男の子6歳、男の子3歳、女の子1歳

    葉っぱに文字が1字ずつバラバラについていて、
    それが『単語』に それがやがて『文』になるお話です。

    7才の我が子は「おもしろい」と言っていましたが、
    私はどうしてかお気に入りの1冊にはなりませんでした。
    平和を訴える気持ちは分かります。
    確かに戦争はまっぴらです。
    世界の人々に優しさを願う気持ちは私にだってあります。
    でも、なんだかね・・・
    みんなが力を合わせて作った文字が現実的で重いせいかな・・・。

    投稿日:2011/12/15

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  • 言葉の大切さ

    言葉がなければ、気持ちを伝えることができないことを考えさせられる絵本です。

    最初は、タイトルをみて言葉を覚えるための絵本だと思いました。
    読んでみて、心が温かくなる絵本です。

    こうやって、自分の感動を伝えることも文字があるからできるのだと実感させられました。

    平和を訴える素敵な絵本です。
    子供だけではなく、多くの人に読んで欲しい作品です。

    投稿日:2011/12/14

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  • スイミーの人だ

    ここのところ、レオ・レオニ強化週間としているので(笑)、娘は
    表紙を見ただけですぐに「スイミーの人の絵本でしょ!」と、気づ
    きました。そうしてすぐに裏表紙をめくったところの絵本の紹介を
    確認して、「ほら!」と。あれも読んだこれも読んだと喜んでいま
    した。
    おさかなやねずみが表紙にはなっていないのに、わかるものなので
    すねえ。

    この絵本は、でもどうだろうかなあ。教訓めいているように思うか
    ら、なんとなく、もうちょっと大きくなってから読ませたかったか
    もしれないです。
    「ちきゅうにへいわをすべてのひとびとにやさしさをせんそうは
    もうまっぴら」の言葉はすごくまっとうなことを言っていると思い
    ます。でも、ほんの小さな4歳の子どもにも、そんなことを考えさ
    せなきゃいけないのだとしたら・・なんだかあまりにこの世界は
    希望がないような気がして。小さな子どもには、教訓なんて関係ない、
    ほのぼのした世界で、のんきに過ごしてもらえたらなあって思うの
    です。・・って子どもと一緒に勝手に読んだ私がいけないのですが。

    言葉は力になりますよね。ペンは剣よりも強し。
    娘がもう少し大きくなったら・・あいうえおのきのように、自分の
    言葉を使って、きちんと正しいことを主張できる(正しければいい
    ってもんでもないとも思うけど)人になってほしいな。

    投稿日:2011/12/08

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  • みんなの力

    一人ひとりの声は小さくても、みんなが話し合えば、
    素敵な言葉を分かち合えたり、
    大きなメッセージを伝えることができる!
    ひらがなを読めるようになったばかりの子にも楽しめるし、
    小学生くらいになればまた違った読み方もできる
    素敵なお話だと思います。

    投稿日:2011/12/04

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  • 大人向けの絵本

    文字でいっぱいだった木のお話です。
    木の葉っぱの上で「文字」が暮らしていた、という設定。
    文字が生きている?という設定にまずびっくり。

    そして「生きている文字」は、やってきた虫たちに、
    言葉を作ることを教えられ、文を作ることを教えられ・・・・

    結末は、「???」という感じでしたが、文字は言葉を作るために、
    言葉は文を作るために、そして文は、自分たちの意志を伝えるために
    あるのだ、ということを伝えたかったのかな?ということは感じました。

    絵本として子どもに読み聞かせるには、このストーリー展開では
    なんだか意味不明で盛り上がりそうにはありませんが、
    大人に向けた絵本だとするとなるほど、何か訴えてくるものが
    あるように思います。
    でも、この絵本を読んだ人全てにそれを感じてもらえるかは、
    少し微妙かな・・・と思いましたので、こういう評価になりました。

    投稿日:2011/12/01

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  • 字を覚えたての次女が・・・

    字を覚えたての4才の次女が、
    あ、「か」だ。
    あ、「ひ」だ。
    と読める字をひとつひとつ拾って、
    うれしそうにしています。

    ひとつひとつの文字が組み合わさって単語になり、
    単語がつながって言葉になり、
    言葉をつなげると大切なメッセージになる。
    こんな、あたりまえだけれど、素敵なことが、
    この本を読んで、感じることができたようです。

    大人もまた、
    言葉の持つ意味、大きな力を再確認できる、
    すばらしい絵本だと思います。

    投稿日:2011/12/01

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  • 大事なことを考える力をつける

    最初にタイトルを見た時は、「あいうえお」の言葉を覚える為の本かと思い、レオ=レオニさんの作品なのに意外だと思ってしまったのですが、もちろんそんなことは全くの大間違い!

    文字から言葉へ、言葉から文章へ、最後には単なる文章ではなく大事なことが表現されている文章へと話は進んでいきます。

    子供から大人になると文字から文章へと進んでいくわけですが、その先の大事なことが表現されている文章へは、なかなか至る事が出来てないのじゃないかと感じました。
    子供達には、大事なことがちゃんと表現できる・考える事の出来る人間になってほしいと思いました。

    投稿日:2011/12/01

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  • 意外な展開

    この本のタイトルをみたとき、
    「あいうえおのことば」が並ぶ絵本なのかな・・・と。
    ページをめくると たくさんの葉っぱのうえに
    たくさんのひらがな。
    娘は、『あ』から順に指でたどり始めました。
    ここでは、文字たちはバラバラ。何の意味も持ちません。

    突如強い風に吹かれ、いくつかが吹き飛ばされてしまった文字たち。
    今度は飛ばされまいと、虫たちの助言をもとに
    『ことば』そして、『ぶんしょう』へと進化を遂げていきます。
    うーん、ナルホド。

    これは、こどもの成長ともとれ、人類の進化ともとれます。
    最後は、平和へのメッセージまで盛り込まれているところが、
    また素晴らしい。

    風に吹かれるように
    自然な流れで、進化していくさまは、詩的ですごく素敵でした。

    投稿日:2011/11/28

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