モチモチの木」 みんなの声

モチモチの木 作:斎藤 隆介
絵:滝平 二郎
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1971年11月20日
ISBN:9784265909063
評価スコア 4.83
評価ランキング 153
みんなの声 総数 140
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

140件見つかりました

  • 勇気は出すもの!

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    モチモチの木とは夜中に一人でオシッコも行けない、臆病な豆太がつけた、名前です
    年に一度この木に光がともるのを見られるのは、勇気のある男だけ・・・
    自分も臆病だと思っていいる豆太は、はなからあきらめていた
    そんな豆太が勇気を奮い起こして、いくお話です

    ストーリーもしっかりとしているので、少し長めのお話ですが、読み聞かせでは幅広い年齢層に向いています
    優しさと勇気は表裏一体であると、この物語の中でじさまのことばの中で作者の思いが伝わってきました
    また挿絵の滝平さんの版画絵も迫力があり、じさまが豆太を抱く姿やモチモチの木に光がともるシーンは見ている者の心を釘付けにします
    長年根強い人気がある絵本の魅力を知った気がします

    投稿日:2008/02/16

    参考になりました
    感謝
    1
  • 昔からずっと忘れられません

    • しいたけさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子9歳、男の子4歳

    じさまと豆太の物語。
    寒い寒い冬の日の山小屋でのお話。

    私が小学校のころ、国語の授業で習ったのが出会いでした。
    それからウン10年・・。
    長男が生まれて、しばらくしてから買いました。

    この本は絵の印象が強烈で、
    ずっと心に残る作品でした。
    子供心に、ちょっと淋しくて怖い本だと思った
    記憶があります。
    でも大人になって子供に読み聞かせていると、
    なんだか涙が潤んできます。
    勇気ある愛にあふれた作品だと
    今あらためて奥深さに引き込まれています。

    投稿日:2008/02/17

    参考になりました
    感謝
    1
  • 切り絵が秀逸

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    私も子供の頃、読んだことがあるので、親子2代にわたって読みました。
    文章についてはあまり記憶がなかったのですが、やはりこの滝平 二郎さんの切り絵が鮮明に残っていました。
    当時、朝日新聞の日曜版の一面に滝平さんの切り絵が掲載されていたので、特に印象が強かったのでしょう。
    作品は、1971年の初版で、126万部のベストセラーです。


    豆太は、5歳になるのに夜中に一人でトイレに行けない弱虫。
    でも、大好きがじいさまの急病のために、暗い夜の峠を下って医者を迎えにいくという物語です。

    本当の勇気とは?
       やさしさとは?
       思いやりとは?
    を語りかけてくれる絵本だと思います。
    都会では見ることの出来ない光景ですが、是非子供達には読み続けて欲しい名作だと思います。

    投稿日:2008/01/20

    参考になりました
    感謝
    1
  • 良い絵本!

    私が小学生の頃読んでとても記憶に残っている絵本です。
    おじいちゃんと豆太の心温まる物語。
    一人でおしっこにも行けない臆病な子供だったのに、
    病気で倒れたおじいちゃんのために夜道をお医者さんのところまで走る豆太。
    そしてモチモチの木が・・・。

    やさしい心は強い心を持っているんですね。
    本当の勇気とは何かを教えてくれています。
    切り絵もすばらしい。
    子供たちみんなに読んで欲しい絵本です。

    投稿日:2008/01/04

    参考になりました
    感謝
    1
  • 本当の強さ

    • メイリーンさん
    • 40代
    • せんせい
    • 大阪府
    • 女の子15歳、女の子12歳

    普段泣き虫でも怖がりでも、
    豆太のように、
    いざって時に大切な人を守れるのが本当の強さ。

    そしてその強さは、日々じさまから愛情をたくさんもらってるからこそ、育ってるのだと思うのです。
    どの子にもその強さはあって、
    それを育てるのが大人の務めなんじゃないか…、
    そんなとこまで深く考えさせられました。

    私はこの絵本を小学1年生の時に自分で読んで、
    その時は「がんばったから、ひのともった木を見れたんだ」
    くらいの感想でした。
    大人になってやっとこの本の良さがわかったようです。
    ラストのじさまの言葉が胸にしみます。
    切り絵もすばらしいです。

    投稿日:2007/11/11

    参考になりました
    感謝
    1
  • 子どものころ怖かった絵本

    情けないことに この絵本は子どものころ読んで
    “怖いなあ”という印象しかなかった絵本です。
    最もトイレに行くのが怖い年齢に読んだこともあるけれど
    (夏の夜がとびきり怖かった)
    黒背景にどこか影のあるようなタッチの
    このイラストがすごく怖かったんですよね。
    今読むとイラストも美しいと思えるし、内容も深いなあと実感するのですけど。
    臆病な豆太がじさまのためにと勇気を振り絞って
    真夜中にふもとの村へ下りてゆく様子と
    モチモチの木の美しさがさらに豆太の成長を讃えるように
    描かれていることに感動しますね。
    ずっと子供達に読み継いでもらいたいなと思える絵本です。

    投稿日:2007/08/23

    参考になりました
    感謝
    1
  • 力強い木版画が印象的

    • モモ太郎さん
    • 30代
    • ママ
    • 茨城県
    • 男の子7歳、女の子6歳、男の子5歳

    表紙の絵は、子供の頃から知っている。
    子供の頃に読んだことのある絵本だから。
    そして何より、滝平さんの版画が、朝日新聞に掲載されていたからでしょう。
    長年朝日新聞だった私には、とても懐かしい絵になんかホットします。
    この本をきっかけに、滝平さんの版画の絵本を、もっと読みたいなぁと思いました。

    物語りも、臆病者の豆太の大きな成長を描く、ステキなお話。
    モチモチの木に火がついた場面は、実に幻想的で、引き込まれます。
    子供への読み聞かせでは、やや昔の言葉に理解しづらいようで、「せっちんはトイレのことだよ。昔の家は、トイレは外にあったんだよ」って説明しながら読んでいます。
    5歳の息子に「夜お外でトイレできる?」って尋ねたら、即答で「無理」

    我が家にも豆太がおります。

    投稿日:2007/06/26

    参考になりました
    感謝
    1
  • といれ

    私の小さいころは
    お風呂やトイレが外の離れた所にあったので
    感情移入しやすかったのですが
    娘にはそれほどでもなかったようで…

    でも「一人でトイレ行けるよ〜」と
    誇らしげに言うようになったので
    何か感じ取れるものがあったようです。

    投稿日:2007/05/07

    参考になりました
    感謝
    1
  • 感動の一言

    幼子のよるトイレに行けない気持ちとそれをしっかり見守るおじいさんの姿に、深い愛情を感じます。互いが一生懸命に思い合って生きている姿に感動します。男のを持つ私も強い男の子、しっかりと自立した子供になってほしいと根が言っていますが、暗いところは同じようにこわがります。真の強さとは何かを教えてくれます。息子に読んであげたときどのように感じたかはわかりませんが、なんとなく豆太になったつもりで話を聞いていました。モチモチの木こんな木がほしいですね。自然のすばらしさも感じます。

     また、このおじいさんも父親のような深い愛情をそそいでいるのがわかります。いつまでもこの子が大きくなるまで元気でいてほしいと絵本ながら、祈る思いです。何度も何度も読んであげたい本です。

     奥の深い本ですので、1度ではわからないはず。何度も読むことによって、いろいろな見方ができるなあと思います。

    投稿日:2007/05/03

    参考になりました
    感謝
    1
  • ほんとの勇気とは?

    モチモチの木は、私が小学校の頃、教科書にのっていたお話で、とにかく、絵の
    印象が強く頭に残っていた絵本。
    この間、同じコンビで書かれた「花さき山」を読んで、なんてきれいな絵本だろ
    うと思い、今回、なつかしさもあって図書館で借りて読みました。
    小学校のときは、とにかく、この絵が強く頭に焼き付いていたけれど、こうやっ
    て大人になって読んでみると、文章もとても美しいお話だったんだなぁ、と。
    豆太は、じさまと2人暮らし。夜になると、庭にあるモチモチの木が怖くて、一
    人でおしっこにも行けない臆病な子。
    でも、ある夜、腹痛で苦しむじさまのために、1人、ふもとも村までお医者さま
    を呼びに行くのです。
    そんな豆太にね、じさまは「自分で自分を弱虫だなんて思うな。人間、やさしさ
    さえあれば、やらなきゃならねえことは、きっとやるもんだ。」という声をかけ
    てやります。
    教科書で読んで、この文面ではないけれど、なんとなく、覚えていたセリフだっ
    たけど、あらためて読むと、すごくいい言葉だなぁって思いました。
    7歳の娘も、「いいお話だね、お母さん。」と。ちょっと文章が長いかな、と思っ
    たけれど、4歳の息子も、ちゃんと最後まで聞きました。

    投稿日:2007/02/08

    参考になりました
    感謝
    1

140件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / おおきなかぶ ロシアの昔話 / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • ひつじシステム
    ひつじシステム
    出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
    めくるめく羊の世界!羊を数えると眠れるらしい。羊が1匹、、2匹、…108匹、ちくわ!、そうめん!?…


人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

全ページためしよみ
年齢別絵本セット