英語版、『HUG』を読んでいます。でも、HUG(はぐ)という言葉のほか、若干の単純な言葉だけなので、それほど苦にならずに読めちゃいます。
子供が生まれた時、お祝いで頂いた本なのですが、ここアメリカでは、赤ちゃんに送る本として、結構定番なのか、知人の家には、大抵あって、皆『お祝いで頂いた」といっています。
この本は、ほとんど絵を見ていれば理解できるものですが、小さいお子さんには、お母さん、お父さんなりの物語をつくって読んであげるのも、いいかもしれません。私は、私自身が、おさるの赤ちゃんになって、「ぞうさん、ハグしてる。ぼくもお母さんとハグしたいなあ」という感じで話をすすめています。クライマックスの、おさるの赤ちゃんが泣いちゃう場面では、「うえー、うえー、うえーーーん、僕のかあさん、どこなのおおお」と叫んだりすると、娘も思わず、泣いてしまいます。そして、次のページで、お母さんが出てくると、娘の顔に笑顔が戻って、私も一安心。
子供也に、このさびの部分に刺激を感じるのか、何度も何度も読んでくれとせがまれて、もう何十回と読んでいますが、娘は、必ず涙し、その後、笑顔になります。この本は、幼い子供に、感受性を養ってくれる本だと思います。