「オレはくまらしいだけだ、くまだからね」
うーん、むずかしい返事だなぁ、くまらしいとは、どゆこと?
まるで禅問答のように聞こえる
少なくとも私は、理解できないで困った。
「・・・父さんはね親らしいだけだ、親だからね」とか
「・・・父さんはね男らしいだけだ、男だからね」とか
「・・・父さんはね人らしいだけだ、人だからね」とかね。
「ねえとうさん」
タイトルの響きにひかれてページを繰りましたが
申し訳ない、佐野画伯…
モダンなくまの家庭描写、白い三日月やコブシのはな、
シンボリックな太陽やパンケーキはとても印象深く目に映り込みました。
しかし一方、綴られたことばの流れは哲学っぽくて
私には、少々強いられる気配を感じてしまいました。
感謝。