「十一月の扉」 みんなの声

たかどのほうこさんの本は、絵本「まあちゃんシリーズ」「つんつくせんせいシリーズ」と我が子は幼児期から読んできました。
小学生高学年になり、ちょっと反抗期？思春期？の入り口に差し掛かった今、こちらを読んでほしく思いました。
子供の成長と共に読んでいける作者の一人ですね、たかどのほうこさん。

12歳の爽子は、ある日弟の双眼鏡で、可愛らしい家を発見します。自転車で探検に行くとそこは、十一月荘と言う名前の下宿屋でした。
転勤で家族が引っ越しすることになって、爽子は、２学期が終わるまでの２カ月を、十一月荘で過ごすことになります。
十一月荘での年の違った人たちとの心のふれあいや、どーどー鳥のノートにつづられてゆくお話などが、楽しく描かれています。
初冬になると、読み返してしまう本です。