どんなにきみがすきだかあててごらん」 みんなの声

どんなにきみがすきだかあててごらん 作:サム・マクブラットニィ
絵:アニタ・ジェラーム
訳:小川 仁央
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1995年10月
ISBN:9784566003415
評価スコア 4.77
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みんなの声 総数 181
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181件見つかりました

  • ああ、やっぱりね

    絵本の中では、チビうさとデカうさと言う設定ですが、子供は読み始めてすぐに、「パパとぼくだ!」と申しておりました。原作では、やはり父子の会話だとかで、‘絵の威力ってスゴイもんだな‘と改めて思いました。また、チビちゃんの眠くなるしぐさや、ねんねの、のびのしぐさがかわいくて、息子の大好きな、作品の一つです。〔ナニシロ、うちの息子は動物がでてくるお話が大好きですので・・・・〕まずは、絵から父と子のサッパリした愛情を感じっとて、そしてお話からゆるぎない父の守ってくれる愛情を感じとることができます。

    投稿日:2003/02/10

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  • まず最初にデカウサギに乗っかってチビウサギが寝床に行く様子が描かれます。

    しかし会話は全てチビウサギが言った話に乗ってデカウサギがその上をいきます。すでにここで絵が大切なことを伝えていることがわかりますよね。

    小さなウサギ(多分子供)の方がクリエイティブなんです。大人は子供の創造力に驚きますが、知識でその上を行っているだけなんですよね。

    さてここからは、2匹のウサギの他に木や草が大きく描かれています。この木たちにも注目しましょう。

    大きなウサギの大きな耳を小さなウサギが手で支えている絵が出てきます(表紙にもなってますよね)。

    大きなウサギの後ろに描かれている木と柵が合わさった形と大きなウサギの格好、それから、小さなウサギの後ろにある草の形とチビウサギの格好を比較してみてください。すごく似ていますよね。

    これは、作者が意図的にやっているはずなんです。もう一つわかりやすい例を挙げますと、だいぶ先の方ですが、 デカウサギがチビウサギの腕をつかんで振り上げる場面があります。その様子と、その背景に描かれている大きな木の形はほぼ同じ形をしています。

    他にも小さなウサギは草の上を飛び回りますが、大きなウサギは耳が木に届きます。このように小さなウサギ=草 大きなウサギは=木 という表現になっているのです。

    ただ読み聞かせをしているだけではこのようなことは見えてきません。ですので、絵にしっかり注目させながら読んであげることが必要になります。

    このような絵のフカヨミをするかしないかで、こどもの発想力は違ってくるはずです。良い絵の絵本をぜひ選んで絵をしっかり見せながら読み聞かせをしてあげてください。

    絵本の読み方について、機会があれば他の絵本のレビューの中でもご紹介していこうと思います。では。

    投稿日:2024/12/19

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  • 繰り返し読みたい絵本

    この絵本を読みながら、息子と代わる代わる「自分のほうがこーんなに好きだからね」と競うように言い合いました。たったそれだけのことですが、されどそれだけのことです。親子でこの絵本を読むと、お互いに愛情を伝えあうことができました。何度も繰り返し読みたい絵本だと思いました。

    投稿日:2023/09/07

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  • どんなにきみがすきだか あててごらん

    こんな質問をして 手を大きく伸ばしたチビウサギ
    デカウサギもね 負けずに 大きな手を広げます
    こんなやりとりをしている二人 なんだか 競い合ってるのが おかしくなります

    本当に お互いに 大好きなんですね 
    こんなやりとりのお話しです   
    「お月さまに届くくらい」 好きだよ  デカウサギはね チビウサギのことを 優しく キスして  「おやすみなさい」

    微笑ましい二人の大好きの表現です

    いいね〜  好きだと言うことは! 

    投稿日:2022/05/20

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  • うれしい気持ちでいっぱいになる本

    大きなうさぎと小さなうさぎが、「どれだけきみのことが好きか」を伝え合います。

    両手をいっぱいに広げて、ぐーんとせのびをして。考えられる限りの「めいっぱい」で好きな気持ちを表現するちいさいうさぎ。そして、それに「ぼくはもっと好きだよ」と応える大きいうさぎ。

    きみのことが大切だよ、と思う気持ちにあふれていていました。

    最後のシーンが、とてもいいです。

    やさしくて、うれしくなる、一冊。

    投稿日:2022/02/18

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  • 二匹のうさぎがお互いにどのくらい相手のことが好きなのかくらべっこをします。言葉では言い表せないほどの思いを一生懸命に伝えようとするところが本当にかわいらしく、あたたかな気持ちになります。

    「好き」の気持ちを素直に表せるのは素敵なことですよね。親しい仲でも言葉に出して伝えることの大切さを実感します。

    投稿日:2021/03/16

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  • ママのことねー!

    三歳の子に読みました。少し長いかな?と心配でしたが、最後まで嬉しそうに聞いてくれていました。読みながら子どもが一緒になって、ぼくはねー!こーんくらいママが大好き!と表現してくれたり、子どもにハグをすると照れ笑いをしたり…親子でスキンシップを図れる絵本だと思いました。

    投稿日:2019/11/02

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  • 嫌いより好きがいい

    繰り返される、好きという言葉…
    暗示がかかるように、前向きな気持ちになりますね。

    やっぱり、絵本の中では、否定的な言葉より、前向きな言葉が、たくさんあるほうがいいと思います。
    ただ単純に…

    楽しそうなうさぎたちの様子が素敵なイラストです。

    投稿日:2017/11/16

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  • 文章も絵も素敵です

    なんてやさしくて、幸せな会話なのだろうと思いました。
    絵をみて、親子なのかなと思いましたが、文章からすると
    ともだちのような感じを受けます。
    チビウサギはデカウサギのことを、おおきくてすばらしいとうっとりとしているようですし、デカウサギはチビウサギのことをとてもかわいいと思っているようです。
    文章も可愛らしいのですが、二人の絵が良いですね。
    踏ん張っている長い後ろ足が、どのページでもとてもかわいい。
    そして鼻の先も。二人ともとてもかわいい動きで楽しいです。

    投稿日:2017/04/05

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  • すてきなこと…

     登場するのはチビウサギとデカウサギ。お互いがお互いのことを大好きで、その言葉の掛け合いがほっこりします。自分のことを好きでいてくれる存在って、改めてかけがえのないものだな…と考えさせられました。

     さて、一つ疑問に感じたのはこのデカウサギとチビウサギの関係性は…?親子?友達?兄弟?まあ…そんなことはどうでもいいか…。大切なのは自分自身もかけがえのない存在ということをわかっていること。

     そんなメッセージをこの1冊からいただきました。

    投稿日:2017/02/01

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