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辰年の今年、龍・ドラゴンにちなむ本が展示されていてその中で見つけたものです。 福音館書店の昔話というと、読んでいない本でもこんな本があるということはある程度把握していたつもりだったのですが、この本の存在は全く知りませんでした。しかも、再話のお一人は松居直さんなのに。 龍にさらわれるシャオホンメイというお姉さんが鍵だし、不思議な存在だなあって思います。 さらわれる時に、自分を助けられるのはまだ生まれていない弟というのは、このシャオホンメイは予知能力があったのでしょうか。 生まれてきたヤンメイズというのも桃太郎のような男の子。連れ去られた弟を助けるという逆バージョンの『マーシャと白い鳥』のような昔話を連想しました。 こちらの昔話の方が古いのかもしれませんが、いろんな昔話の要素が感じられ、また龍を退治ということでスケールの大きな昔話だなあと思いました。
投稿日:2012/02/02
「辰年」に合わせて、お正月に読ませていただきました。 私は龍が干支になっていることから、中国では龍は「良いもの」と捉えられていると想像していました。けれども、この絵本に描かれていた龍は、まったく違い、驚きました。何だか新鮮なお話でした。
投稿日:2024/06/19
まだ見ぬ弟が助けてくれると姉のシャオホンメイが言ったとおりに、弟のヤンメイズは、姉を助けにりゅうの元へ向かいました。弟はまだ一度もあったことがない姉を助けに行ったのが私には一番嬉しかったです。兄弟って素晴らしいなあと思いました。迫力のあるりゅうの描き方が素晴らしいと思ったし、落ち着いた穏やかなお坊さんのような弟が神さまのように思いました。
投稿日:2018/12/29
ある日、一人の女の子がリュウにさらわれます。その女の子は、弟にしか私は助けられないと言い残します。弟なんていないのに。しかし、ヤマモモを食べたお母さんが、不思議なことに、ヤマモモのような男の子を生みます。 よくリュウや鬼にさらわれた人を助けにいく物語はありますが、このお話は一ひねりあります。 絵もお話もわかりやすかったです。
投稿日:2017/04/24
やまももを食べたら産まれたやや桃太郎(ヤンメイズ)、龍につれさられた赤ずきん(シャオホンメイ)、不思議なことだらけのお話ですが、迫力満点でした。 龍は日本の鬼のような存在なのでしょうか? ヤンメイズが生まれてくることを予言したシャオホンメイ、龍を退治したヤンメイズ、ヤンメイズを産んだ母親は何か神様のような存在ですね。
投稿日:2016/02/26
譚 小勇さんの絵が このお話をさらに 迫力のあるものにしてくれているな〜 感動しました。 中国では、 赤い服の娘を シャオホンメイというのですね。 かわいい女の子が はだしで水くみしているんでしょうね。 お母さんは優しい顔で 糸を紡いでいます。 こんな幸せな 親子に なんと 龍が シャオホンメイを連れ去るのです。 お母さんの悲しかったこと でも やまももから産まれた弟 ヤンメイズというなまえなんですね お話の世界に 入り込んでました。 早く シャオホンメイを助けてあげてと、思いながら読んでいました。 ヤンメイズは、一休さんのように丸坊主で かわいい顔していますし しかも りりしい目をしているんです。 お姉さんを助けに行く 絵のすばらしいこと! 雄大な中国の大地が 描かれていて中国の 広大さを 知る思いになりました。 まだ 中国に行ったことがないのですが この絵本は 私を中国に連れて行ってくれたような錯覚さえ覚えます。 しょうの笛をふくと 龍がおどりだします。 その 龍の迫力に 吸い込まれます。 怖い怖い顔ですが 七日七ばん しょうを吹きつづけることで 龍は 池に沈むのです。 本当に良かったと思い 一緒に 喜んでしまいました。 めでたしめでたし 昔話の すばらしさですね。 子供たちにも読んであげたい この迫力を伝えたいと思いました。
投稿日:2009/10/14
これぞ昔話といった、王道なおはなしです。 ヤンメイズが生まれた理由もはっきりしていますし、お姉さんを助けに行くという はっきりとした理由で龍のところにいきます。 お母さんが見送るシーンは、映画のようです。 青年と書かれていますが、少年のようなヤンメイズの後姿が、頼もしく見えます。 ヤンメイズが龍に情けをかけたとき、お姉さんが言った言葉はとても重いと思います。 自分が長年、苦しめられてきたからこその言葉。 よく出来たおはなしです。 悪者は、とことん退治されるのが昔話のよいところ。 子どもたちは安心して読み終わることが出来ます。 怖いお話ですが、ヤンメイズのかわいらしい風貌ときれいな目で救われると思います。
投稿日:2008/02/10
昔話によくある成敗ものですが、日本の昔話だとここまでとことん悪役を懲らしめないかも〜と、思いました。 譚小勇という(たぶん中国人の絵本作家かイラストレーターの方が)絵は描いていらっしゃいます。 中国の山村の風景や当時の民族衣装がとても丁寧に描かれていました。 主流のストーリーだけを追っていくと「ありえない」話ですが、 展開が奇抜すぎで面白いといえば面白いです。 絵母きりとしていて見やすいので遠目も利きます。小学校の中学年くらいからなら、学校での読み聞かせにもいいと思います。
投稿日:2007/11/09
中国の昔話。 中国語で「ヤンメイズ」とは、「やまももの子」。 お母さんがやまももを食べたたら、子どもが生まれます。 ヤンメイズと名づけられたその男の子が、りゅうにさらわれたお姉さんを助けに行きます。 約束を守らなかった悪いりゅうは、完全に倒されてしまいます。 悪いものを許さない、昔話の鉄則が盛り込まれています。 最後はもちろん、主人公と一緒に安心して本を閉じる事ができます。 やまももの子?ということは、日本での桃太郎?なんて考えながら読みました。
投稿日:2006/04/22
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