くさいろのマフラー」 7歳のお子さんに読んだ みんなの声

くさいろのマフラー 作:後藤 竜二
絵:岡野 和
出版社:草土文化
税込価格:\1,430
発行日:1979年
ISBN:9784794503770
評価スコア 4.1
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みんなの声 総数 9
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  • 春を待つ心

    「やい、北風、はやく春をつれてこい」

    何度も繰り返されるこのフレーズ。
    この言葉には、東京に働きに行った両親のことを思う子供の気持ちがぎゅっとこめられています。

    両親が家族のために頑張っているのが分かるから、わがままは言えないけれど、恋しくてたまらない気持ち。
    それが「春」という言葉に秘められていると思うと、読んでいる方も、早く春が来たらいいなぁと願わずにはいられません。

    春が近づいてきたことに気づいた子供達の可愛らしい笑顔が、愛しくなるラストでした。

    投稿日:2019/05/20

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  • ほんとに待ち遠しい春

    コウくんは小学校の1年生。うちの息子と同じ年です。
    そのコウ君のお父さん、お母さんは、冬になると東京に働きに出る。
    コウ君は、お母さんが編んでくれたくさ色のマフラーをしっかり巻いて、冬の間、その寂しさに耐えるのです。春まで、春までと思いながら。
    「やい、北風、はやく春をつれてこい。」
    何度も何度も出てくるこの言葉に、コウ君の春を待ちわびる気持ち、両親を思う気持ちが伝わります。
    お母さんが編んでくれたくさいろのマフラー。
    風に飛ばされてなくなったら、お父さんもお母さんも帰ってこないような気がして...
    その気持ちがせつなく、心にきゅっと響きます。
    早く春がきますように、一緒に願いたい気持ち。

    投稿日:2010/03/03

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  • 三月のフキノトウ

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    北海道に住む小一のコウくんが主人公。
    海辺の村なので家族総出で漁の仕事をするのですが、
    冬場はお父さんとお母さんは出稼ぎに行くのです。
    お母さんが編んでくれたくさいろのマフラーをしっかりと巻いて、
    両親が帰ってくる春を待ちわびるコウちゃんの健気さに心打たれます。
    北風にさらわれたマフラーを必死に探すコウちゃんを励まし、
    一緒に探してくれる年上の子どもたちの姿も清々しいです。
    ラストは春の予感。
    冬の終わりごろに、読んであげたい心温まる作品でした。

    投稿日:2010/01/13

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