学校へ行くの、いやだなぁ・・・という漠然とした気持ちから、どうやったら学校へ行かなくても良いかという話へと進み、小学生らしい奇想天外な内容をお喋りしながら歩いて行きます。
全編を通して吹き出しに台詞が入っているので、情景描写や心の中で思ったことなどの説明が一切ありません。
漫画に近い読み口です。
ただ全体的にまどろっこしい。
登校途中、小学生が話す内容だからと思えば、確かにこんな感じだろうなぁとは思いますが、何だか飽きてきてしまいます。
こういう体裁を取るのであれば、もう少し変化に富んでいる方が、楽しく読めるように思えました。