ギルガメシュ王の2巻目です。
後書きに作者からの説明が書いてあり、これを読むと、物語の世界がさらに理解できます。
神話や伝説には、神の起こす様々な出来事が、人間には理解できない命令や意地悪な魔法を使うことがあります。
こうした出来事のもとには、当時の人たちが巻き込まれた自然災害(火山の噴火や大洪水、地震など)だったのかもしれません。
1巻に負けず劣らず、息をのむ内容になっていて、読み始めると、あっという間に読み終わってしまいました。
小学生くらいのお子さんには、神々のことばは少しかたすぎて難しいかもしれませんが、
ギルガメシュ王とエンキドゥの友情の深さは、十分伝わると思います。