とっても絵がかわいくて、色使いがきれいな素敵な絵本です。
絵に惹かれて手に取りましたが、かわいいというだけでなく、
ストーリーも素晴らしいと思います。
おんなのこの体験を通して、『ことり』の視点と『おかあさん』の視点の両方をとらえています。
主人公のおんなのこは、拾った小鳥をそれはそれは大事にします。 そしてその小鳥を外に放してあげなければいけない時のおんなのこの気持ち。自分が小鳥と遊んでいる内に、自分の心にどういう感情が芽生えるのか。。。
最後には、ホッとする安心感と、相手の気持ちに気づく女の子の姿があります。自分や拾ってきた生き物のいるべき所はどこなのかを優しい気持ちで学べます。
3歳の娘は作者の深い意図は読み取れていないと思いますが、ことりのゆうえんちいきた〜いとはしゃいでいます。