町に買い物に出かけるのに、前の晩にお風呂に入って髪の毛に小さな布で巻いてカールさせるのに驚いた私でした。そういえば、昔はお出かけの時にはお洒落して一張羅の洋服を着たものだと思いました。町にお買い物に出かけるものが日常的でないのがとても新鮮でした。そんな時代に育ったのも幸せだったのだと、家族で寄り添って生活できる喜びも感じました。見る物全てがとても新鮮に映り、読んでいる私までが感動しました。「愉しみも贅沢もそれは色々あるけれど貧しくても一番いいのはやっぱり我が家」と、とうさんが静かに歌ったのがとても印象に残りました!高校の校訓「質実剛健」に暮らしたいと思いました。