おちゃのじかんにきたとら」 てるママっちさんの声

おちゃのじかんにきたとら 作・絵:ジュディス・カー
訳:晴海 耕平
出版社:童話館出版
税込価格:\1,650
発行日:1994年09月
ISBN:9784887502222
評価スコア 4.53
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みんなの声 総数 124
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  • 子どもは大喜び!でもトラって本当は???

    お茶の時間に現れたトラ。

    トラは家にあるものを全て食べてしまい、
    とうとう水道の水まで飲み干してしまう!
    食べるものがなくなると、「おいとまします」と
    去っていくトラ。
    お風呂も入れず、食べるものもなく困っていると
    お父さんが帰ってきて、外で外食。素敵なディナーの始まり!

    なんだか、トラがお茶に来ること自体おかしいのに
    そのトラに文句をいうどころか、尻尾なでたり頬ずりしたり
    そんなトラを大切に思っていますよ、という雰囲気なのにも驚き。

    とにかく非現実的で、非日常的なので
    もうトラが喋ってることなんか当たり前!?みたいな気持ちに。

    お父さんが帰ってきてからの機転のきいた対応といい
    この家族がどこまでも幸せで心温まる雰囲気なのが良い。

    子どもは、本が進むのと一緒にどんどん引き込まれて
    トラが次は何を食べるのだろうか、とハラハラ。
    そして最後のトラのラッパから出てくる「さようなら・・・」
    がなんだか可愛くて、このトラ憎めないねみたいな。
    なんだか、トラに愛情抱いてました。

    とってもお勧めの本です。

    ただ、大人の感覚からすると、どこか納得いかない違和感と
    幸せな家族なのに、なにかしっくりこない影のような物を感じる。
    どこかに暗い部分があるような・・・。

    この著者はドイツ人作家の娘ですが、ナチスの手を逃れて
    ドイツから逃げています。
    なんとなく、何かを考えさせられる部分があるように思います。
    非現実的で、非日常的なトラ。
    お茶を飲んでいる幸せな家族の部屋に
    普通に入ってくるトラ。
    それでも、それを受け入れ笑ってしまう強さ。
    そんなものも感じてしまいました。

    投稿日:2011/01/18

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