読み聞かせでこの絵本を読んでもらう機会があり、思わず大人の私がうるっとしてしまった絵本です。
おいけがむらに住むまけがえるのどびん。泳ぎの競技では負け続け、かなづちどびんとからかわれてしまいます。それでも自分を信じ、となりむらにとびつき競技があると知って、旅に出かけることにします。
そこでもどびんは負けてしまうのですが、あるわかがえるのひとことで、どびんは「いっとうしょう」に。大人も子どもも、どびんの勇気と行動に大いに励まされます。
七五調のリズムがとても心地よく、聞くのもよし、読んでもよし。いつか私も小学生への読み聞かせで読んであげたいなと思います。