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いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう」 こはこはくさんの声

いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう 作・絵:バージニア・リー・バートン
訳:村岡 花子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1961年08月
ISBN:9784834000047
評価スコア 4.58
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みんなの声 総数 108
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  • 子どもの頃の気持ちが蘇ってきました。

    表紙をめくると、カラフルな景色が現われます。
    遠くに海や船や大きな町、丘があって、工場があって、小さな駅があって、その間を黄色い線路が走っていて…。
    これから始まる物語の世界にワクワクします。

    イラストは白黒なのに、躍動感があって、まるでカラーで読んだような印象を受けます。久しぶりにこの本を読んだ時「あー、このシーン!このシーンも!」と、子どもの頃に感じた、驚きとか恐怖とか嬉しさが、そのまま蘇りました。

    ところで。
    中盤から登場する「さいしんしきのきしゃ」。1930年代に電車はないだろうし、ましてや新幹線もない。あれ?一体、この列車は何?と気になり、英語版を聴いてみると、streamlinerと呼ばれている。ググったら、写真も出て来ました。
    その名もThe Zephyr、通称streamlinerと呼ばれている当時の最新式のディーゼル車でした。

    バージニアさんは、機関車好きな長男のためにこの本をかいたとのこと。今の子ども達が目を輝かせて「ドクターイエロー!」というように、昔の子ども達も「ゼファー!」と、ほっぺを赤くしていたのかな、とか…いろいろ想像してしまいました。

    列車絵本としても、歴史や文化を知る絵本としても、そして何より、ワクワク楽しい絵本として、たくさんの子どもに触れてもらいたい一冊です。

    投稿日:2022/11/27

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