タイトルを見て、あべさんの作品だしとっても期待していたのですが、
内容は『科学の絵本』?と聞きたくなるような微妙などっちつかずのもののような気がします。
面白くないわけではないのですが、これは絵本で出すより、動物園の飼育日記みたいなエッセイにして、時々あべさんの挿絵を入れてある。
そんな作りの方がよかったんでないでしょうか?
無理やり子どもたち向けにしようと作ってしまった感をすごく感じました。
この中に描かれているものがたりもその犯人も面白かったので、動物に興味のあるお子さん、動物園が好きな人などにはお薦めです。