うさこちゃんシリーズは昔からある絵本ですが、私は一度も読んだことがありませんでした。
ちょっとレトロな訳が日本語の美しさを思い出させてくれますね。
ふわふわさん、ふわおくさん、うさこちゃん、という日本語の名前も柔らかくてやさしいです。
眠ってしまったうさこちゃんを起こさないように、そっと帰っていく動物達や静かに窓を閉めるふわふわさん。
物語全体にあたたかく優しい空気が溢れていて、読むと穏やかな気持ちになれます。
ずっと読み継がれてきた理由はそういう所にあるんでしょうね。
ちょっと難しいストーリーなので、1歳半の娘は「???」という顔をしていますが、いつかこういう絵本の良さもわかるようになってくれたらと思います。