以前長男が借りてきた「ドロボービルのものがたり」がとてもおもしろかったので、同じ作者・画家・訳者コンビのこの本(しかもどろぼうだし・・・)を借りてみました。
6人組のどろぼうVSおまわりさんたち。
なかなか愉快で、スリルがあっておもしろいのですが、暴力シーン(目くじら立てるほどのものではないけれど・・・)があったり、子どもたちが楽しみにしているクリスマスプレゼントを盗んでしまうところ、なぜか5人の男どろぼうたちはつかまったのに、おばあさんどろぼうだけが捕まらず活躍し続けてるラストシーンは、前者のように「すごくいいよ!」と誰にでも勧められるわけではないかな、と★★★★にしました。(私はけっこう好きですが・・・)
細かい絵や佐野洋子さんの名訳がおもしろいです。