「うみたて卵が6個と、お茶にいただくケーキと、梨がひとやま、それから、ベーコン忘れちゃだめよ。」
と、お使いを頼まれた男の子。
「ベーコンを忘れちゃだめよ。」
と最後に念を押され買い物に出かけるのですが、忘れないうちに言いながら歩いていると、うみたて卵が、大根6本になって…
思いもよらないものへと変わってしまう。
なんだか変だなと思いながら、大変な買い物をして家に向かうのですが…
日本の落語、昔話でもこのような類のものがありますが、なんだかスケールの違いにちょっとビックリ!
そして意外な結末、おまけにお笑いつき。でも、なんだか笑えない、あるあるとうなづけるお話でした。男の子の表情、無表情でいながらも、その気持ちが伝わってくる不思議な雰囲気がしてきました。