一度でもこの絵本の装丁を見ていたら、忘れることができないインパクト。
うりざね顔で、タイトル「たかこ」!
たかこの発する言葉は、懐かしの(高校時代以来だなあ。。。)古語!
「さなり」「らうぜきなり」「あぢきなし」
読み聞かせていると、学生のころには感じることができなかった
『日本語の響きって素敵だな』と思う気持ちが芽生えてきました。
子どもはそういった言葉遣いの違いを不思議がるのかと思いきや、
「おもしろいことば」とすぐに受け入れてしまいました。
物語はただ単に変わり者のたかこの生活を描いているだけではなく、事件も勃発!
そしてその解決方法も、「古き日本」?を意識した、素敵なものでした。
目でも耳でも楽しめる一冊でした。