うさぎの絵と持ちやすいサイズからか2歳の娘が図書館で選んできた絵本。
表紙や最初のページのうさぎを見て、
うさぎ、ねんねねえ。
と言っていました。表紙を見てなんとなく、死についての絵本かなと思っていて、まだ2歳の娘に読んでやるには少し抵抗があり、娘とはページをめくりながら動物の名前を言ったりしながら楽しみました。見返しの森のページもきれいです。
後から一人で読みました。
こころ落ち着いた時に読めば、自然な死の受け入れ方がとてもすんなり入ってきました。
死がテーマなのに、あたたかさを感じました。
ぼくじゃないよ、しらないよと言っていた動物たちもずっと一緒にいる。
絵を描いてあげたり、お花で飾ってあげたり。
命の尊さでしょうか。
他の方のレビューに静かな絵本とありましたが、私も、まさにそのように感じました。
静かな中に美しさを感じました。
落ち着いたところで、読んで欲しい絵本です。