「るてえる びる もれとりり がいく。」
え・・・?何だ何だ、わからない。
「ぐう であとびん むはありんく るてえる。」
この不思議と耳をついて離れない詩は、日本を代表する詩人草野心平の作品です。
何と「蛙語」でかかれた詩だという。意識を持ってしまった蛙「ごびらっふ」の独白。
そう思い、声に出して読んでみる。何だか生命力にあふれているではありませんか。
そして絵をみると、幸せそうな気分も伝わってきます。
最後は、草野心平自身による日本語訳を読んで、すっと心に染み入る。
「音と絵で最初に詩を味わう」。これは、とっても面白い体験です!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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