
シュッ、シャ…。 ぶきみな音で目がさめたニマ。 台所にそっと近づき、のぞいてみると…?
勇気を出しておにばばと戦い、 お寺をすくった少年僧を描く、 ヒマラヤを舞台にした心に迫る物語。
昔、ニマという男の子が、 高い山のつらなるヒマラヤのお寺で 修行していました。 ある日、大切な井戸の水がかれ、 ニマは歩いて一日かかる泉まで、 水をくみにいくことに。 和尚さまはニマに、泉のそばでは 旅人を食うおにばばが出るから 気をつけるように、といいます。 そしてニマは、何かあったら思い出しなさい、 と和尚さまが言った仏の言葉を胸に、 旅に出て…?

黒い背景の、迫力あるイラストに惹かれ、手に取りました。
ヒマラヤ山麓の寺に暮らす、少年僧ニマの物語。
井戸が枯れてしまったので、ニマは和尚様に教えてもらった泉へ水を汲みにい気ます。
しかしそこには、人を喰うおにばばが住んでいるのです。
「自分を信じておそれず立ち向かうものは、誰よりも強い」という仏の教えを思い出しなさい。
という和尚様のセリフが心に残りました。
日本の昔話3枚のお札に似たお話でした。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子14歳、男の子11歳)
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