
自分の容姿が気に入らない、自分に自信がない…だから、あれこれとやってみるけれど、うまくいかなくて、周囲にも笑われてますます、自信喪失。でも、だれか一人に「そのままの君がいいよ」「素敵だよ」といってもらえるだけで、自信をとりもどし、笑顔が輝く…。フレイシェのアイデンティティ探しには、子ども読者はじめ、きっとみんなが共感してくれることと思います。

このお話は自分の体の色が好きになれないねずみのフレイシェ のお話でした。他の動物の色をいろいろ真似てみたりするのですが、そのうちに仲間を見つけて自分の色でもいいんだと気が付くのです。その過程がせつなくもあり愛おしくもある一冊でした。 (イカリサンカクさん 20代・ママ 男の子5歳)
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