高崎山のベンツ 最後の「ボスザル」

高崎山のベンツ 最後の「ボスザル」

  • 児童書
著: 江口 絵理
出版社: ポプラ社

税込価格: ¥1,320

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作品情報

発行日: 2014年12月13日
ISBN: 9784591142615

出版社のおすすめ年齢:高学年〜
19.5cm x 13.5cm/143ページ

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愛と笑いと涙のボス猿一代記

大分県にある猿を観察できる場所:高崎山自然動物園。お寺の境内(万寿寺別院)にある「サルの寄せ場」で有名になったボス猿「ベンツ」の、生い立ちを取材した。

2014年刊行。ニホンザルの被害に遭っていた住人・農業を守り、サルと人間の共生を目指した取り組みが、この自然動物園の始まりだとか。
本書で登場する「ベンツ」は、歴代のボス猿の中でもひときわ楊烈な個性・伝説を作っていった。喧嘩好きで乱暴で、メスサルにも猛烈にアピールし、のし上がり、ボスになって群れを率いた。恋愛スキャンダルで失脚したり、行方不明になったり、いろんな騒動も巻き起こし、圧倒的な存在感を放った。

まるで任侠映映画を見ているよう。
筆者も取材・執筆していて楽しかったのではないだろうか。

本書はベンツの一生のみならず、ニホンザルの暮らしぶりや習性、地域の特徴なども書かれてある。面白く読んでいるうちに、ニホンザルの生態に詳しくなってしまう。
本書を読んだ後は、動物に対しする見方が変わる。

野生の動物、群れでくらす動物たちも、なかなか大変な仕組みの中で生き抜いていると思うと、尊い。
ぜひ、高崎山に行ってみたい。
(渡”邉恵’里’さん 40代・その他の方 )

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