
ある日、ゆみ子が菜の花畑の道を歩いていくと、きつねの子の歌声が聞こえてきました。 ――はっぱさん はっぱさん おさらになあれ―― きつねの子は歌いながら、次から次へと葉っぱを緑の食器に変えていきます。 遊びたくてたまらなくなったゆみ子は、きつねの子に「いれてえ。」と声をかけ、 いっしょにおままごとをはじめました。
児童文学の名匠、安房直子の色褪せぬ名作をふたたび。女の子ときつねの子の、いっときの出会いを描いた美しい物語です。

とても牧歌的な、メルヘンなお話でした。
自分も小さい頃おままごとをしていたので、懐かしい気持ちになりました。
安房直子さんの優しい文章とえがらしみちこさんの柔らかな描写で、お話の世界にどんどん引き込まれていきます。
文章がとても多いはずなのに、それを全く感じませんでした。
2回3回と読み返したいような、魅力的な絵本でした。 (めむたんさん 40代・ママ 男の子22歳)
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