スクランピイはベンの犬だ。いちばんの友だちなんだ。どこへいくにもいっしょ。ある日スクランピイが死んだ。スクランピイとの思いでが、ベンを悲しませた。そしてある日…。愛するものの死をやっとのりこえる少年の姿を、温かくさわやかに描く。
この本との出会いは、私の友人が、15年共に過ごした猫が亡くなりずっとふさぎ込んでいた時でした。家族や友達が、いくら声を掛けてもなかなか元気にならい状態でした。本屋でふと目に留まり読んで、これならもしかしてと思い友人に送りました。一月ぐらいたってから電話がきました。その時、友人が話をした内容です。「ベンと自分が重なり何度も何度も読んだ。親や皆は、早く元気になりなさい。何時までも悲しんで泣いていてはいけないよだったけど、ベンのお母さんが泣いてあげなさいと言ったと書いてあるところを読むと気持が楽になれた。ベンが愛犬と出会えて本当に幸せだったと心から思った時、私は、時間がかかるなあと思い読み返してるうちにベンと一緒で思い出が辛くなくなった。自分と同じ思いをした人がいるんだと思うだけで重たい気持が軽くなれた。」ペットを亡くされた時に心の悲しみが癒されるまでの時間は人ぞれぞれだと思いますがその時間が少しでも短くなる手助けになるかと思います。 (ぷちどりーむさん 30代・ママ 男の子8歳、男の子5歳)
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