
ワニのクロコは、ジャングルの中でワニらしく過ごしていた。ワニらしく泳ぎ、ワニらしく食べて、ワニらしく歩く……のはずが。
深い穴に落ちてしまった!
こんなはずじゃなかったのに。クロコは穴から抜け出すためにできそうなことを50通りもやって、その上へびや、とりや、さるたちからアドバイスをもらうけれど、どれもうまくいかない。悲しくなったクロコはとうとう泣きだしてしまい……。
縦開きの装丁をめいっぱい生かした、ユーモアあふれるメキシコの美しく愛らしい絵本。ページの真ん中で地上と穴に別れ、上から様子を見守る動物たちと、穴の底で悲しみにくれるクロコの様子ややり取りが明確に伝わってきます。さらにジャングルの深い緑や暗い穴を背景に、色鮮やかなクロコや動物たちが映え、見ているだけでも飽きることがありません。
さて、あらゆる努力をこなしたクロコの運命はどうなったのでしょう? 安心してください。とてもワニらしく、そしてクロコらしく、乗り越えていきますよ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

クロコはワニ。ジャングルの中でワニらしくすごしていた。なのに、あるとき、深い穴に落ちてしまった。へびや、とりや、さるが、それぞれアドバイスするが、どれもうまくいかない。悲しくなったクロコは、とうとう泣き出した。すると……。ユーモアあふれるメキシコの絵本。

小さめサイズの絵本。縦にして上に開いて読む、ちょっと変わったスタイルの作品です。
赤いワニのクロコ。ジャングルの中で「ワニらしくおよいで、ワニらしくたべて、ワニらしくあるく」はずが、ある時あなにおちてしまって……。
ワニが泣き虫というところがとっても意外で面白かったです。
おしゃれなイラストで大人も楽しめます。 (クッチーナママさん 50代・ママ 女の子21歳、女の子18歳、男の子15歳)
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