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隣り合う大きな国と小さな国。都から遠く離れた国境で、大きな国の老兵と小さな国の青年の兵が、いつしか親しくなっていく。 そんなある日、両国で戦争が始まった――。 小川未明の名作童話の世界を、人気イラストレータ―の淵゛が描く。

最後があっけなく終わっているのが逆に効果的で、読み終えた後色々と考えました。
せっかく仲良くなれたのに、戦争のために運命を分かつことになった二人の兵士。
どうしてと思うけれど、現代の世の中でも戦争は起きていますから、私たち人間は、学ばない生き物なのかもしれません。
お話の最初が長閑で暖かだったから、ラストへ向かうにつれて寂しくうつろになっていく様子が心に響きます。
元気に咲いていた野ばらも最後には枯れ、老兵士もそこを離れました。
小さなお子さんには難しいかもしれませんが、いつか成長したら、この絵本を読んで何かを感じてもらいたいと思いました。 (めむたんさん 40代・ママ 男の子23歳)
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