「野ばら」は、小川未明の作品の中でも大好きな作品です。
平和への祈りが、野ばらに象徴されて描かれているからです。初読の方にこの絵本はアクが強すぎるかも知れません。
物語が絵の中に埋め込まれているからです。
でも、「野ばら」の話を知っている人には、強烈に訴えかけてくる絵本です。
どうして戦争は起こるのでしょう。
どうして人間どうしで殺し合わなければいけないのでしょう。
将棋と戦争は違います。
これでは心の中の野ばらは生き続けることはできないでしょう。
この絵本の解説を読んで納得しました。
小川未明の「野ばら」は、ジョン・レノンの「イマジン」だったのです。
そう考えると淵゛さんの絵は映像です。
この絵本とともに平和を祈ります。