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第72回青少年読書感想文全国コンクール課題図書作品
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作・絵で金の石筆賞・銀の画筆賞ダブル受賞!! 世界12か国翻訳出版! 2024年国際アンデルセン賞最終候補作家によるある家族の愛の物語ーー「わたしの名前はロヤで、9歳だよ。生まれたのはアフガニスタン」ロヤはウサギのミシュカに語りかけます。難民になった家族がようやく新しい国で見つけた幸せ。聞いてほしかったのは、知ってほしかったのは、そう、ロヤたちの長い長い旅の物語でした。

6月20日が「世界難民の日」だということをニュースで初めて知りました。
この日は「紛争や迫害から逃れることを余儀なくされた人々の勇気を称え、保護と支援への関心を高める日」で、
2000年の国連総会で定められたそうです。
第72回青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」小学校高学年の部に選定された『ミシュカ』は、
アフガニスタンからの難民としてオランダに逃げてきた少女ロヤと家族の物語です。
課題図書に選ばれた理由に、こう書かれています。
「丁寧な叙述から、国を追われるという苦難を背負う人々が世界にいることに気づかせてくれる」と。
しかし、『ミシュカ』は暗い物語ではありません。
「ミシュカ」というのはロヤたち家族が飼いだしたペットのうさぎの名前。
ある日、このうさぎが逃げ出して大騒ぎになります。
そんな騒動を描きつつ、家族のきずな、きょうだいの愛情、などが描かれています。
そして、そんな暖かい物語の中に、難民としての悲しさ苦しさもきちんと伝わるようになっています。
家族がアフガニスタンから脱出した時、ロヤはまだ3歳の時。
だから、オランダにたどりつくまでの困難さはよく覚えていません。
9歳になった今、3人のお兄さんたちの話を聞くことで、ようやく知ることができるようになりました。
「身の危険を感じて、住んでた国から逃げ出すような旅は、旅行って呼ばないで『避難』って呼ぶの。
そして避難する人たちは、旅行者じゃなくて『難民』って呼ばれるんだよ」
9歳のロヤがいかにしっかりした少女かがわかります。
アフガニスタンの難民だったアヌッシュ・エルマンの話を聞き、
エドワルト・ファン・デ・フェンデルが書いた『ミシュカ』という物語に、
子どもたちはどんな感想を綴るのだろうか。
(夏の雨さん 70代以上・パパ )
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