
ある日、まゆは原っぱでおかしなものを見つけました。それは、草むらの上にぷかんと浮かぶ白い雲でした。つかまえて飛び乗ると、雲はまゆを乗っけたまま、バビューン!と空高く飛び上がります。勢いよく飛んでゆく先にいたのは、松の木にひっかかって、今にも落っこちそうになっているカミナリの男の子でした。まるで自分も空を飛んでいるような気分になれる、人気シリーズ「やまんばのむすめ まゆのおはなし」の第7作です。

「まゆのおはなし」シリーズ。
なんといっても、雲に乗るというエピソードが素敵です。
好奇心旺盛なまゆが見つけたのは、原っぱに浮かんでいた雲。
でも、飛びつこうとしても、一筋縄ではいきません。
このまゆにして、101回もチャレンジさせるとは、
双方あっぱれあっぱれ。
ところが、この雲の動きが少し変。
それもそのはず、その持ち主が助けを求めていたのですからね。
もちろん、見事に助ける勇気はまゆらしさ全開です。
持ち主の正体にもびっくりですが、
雲乗りですから、納得といえば納得です。
ちゃんと帰宅する安心どころも素敵です。
雲のおはなしと並行して紡がれる、やまんばかあさんのサブストーリーや、
さりげなく描かれた妖怪たちもツボでした。 (レイラさん 60代・じいじ・ばあば 女の子2歳、女の子2歳、男の子0歳)
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