「ぼくのかわいくないいもうと」 なかなかよいと思う ママの声

　元気いっぱいの妹は、おにいちゃんが大好きで、いつもついていきます。お兄ちゃんは、そんな妹をいやがっています。
　いつも元気な妹は、ほほえましいなと思いますが、お兄ちゃんの気持ちもよくわかります。兄妹ってこんな感じなんでしょうね。

　妹の元気さがつたわってくる絵が、おもしろかったです。
　妹がねこんだときの、おにいちゃんにしみじみしました。やっぱり、「かわいい」いもうとの、やさしいおにいちゃんですね。

　　校長先生とも、自由にたのしくお話できる学校がいいなと思いました。

１年生のまほちゃんは１つ上のお兄ちゃんが大好き。休み時間になると教室にやってきて絵を褒め、校長先生にもお兄ちゃんの話をして、友だちには余計なことを言う。ぼくはなんて不幸なんだと思うお兄ちゃんですが、病気になればやっぱり心配で、まほちゃんが大好きな「ぼくのかわいいいもうと」の絵本を読んであげます。表紙もそっくりな絵本です。でもよく見ると兄妹の表情が違っていてニヤリ。最後には妹からの手紙があったりといろんなしかけがありました。
兄弟っていいなと思わせてくれる、微笑ましい絵本です。

表紙のドアップの女の子。
これが「かわいくない」いもうとですね。
確かになかなか手ごわそう・・・と思いながら読んでみました。
うちは姉と妹の二人姉妹ですが、妹はこの絵本のようなパワフルタイプ。
「○○なんて生まれてこなければ良かったのに・・・」と時々こぼしている上の娘は、このお兄ちゃんにとても共感したようです。
でもね、妹はお兄ちゃんを困らせたいわけではなく、ただ単にお兄ちゃんが大好きなだけ。
それが躍動感あふれる絵からひしひしと伝わってくるんです。
そしてお兄ちゃんも、迷惑がりながらもそれをちゃんと感じ取っているからこそ、おたふく風邪にかかった妹に思わず優しくしてしまうのですね。
兄弟っていいなぁと暖かい気持ちになれる絵本です。

浜田桂子さんの作品だったのでこの絵本を選びました。主人公が妹を持つ気持ちを分かり易く説明している所が良かったです。自分の気持ちを何故そう思うのかという所まではっきりと理解している所が気に入りました。言葉と行動が違ってしまう所に感動しました。流石お兄ちゃんだなと思いました。兄弟って素晴らしいな！と思える絵本でした。見やすい絵も良かったです。

小学２年のぼくと、１年の妹のまほちゃんのお話です。
まほちゃんはお兄ちゃんが大好きで、休み時間もお兄ちゃんのクラスに遊びに行きます。
まるでお兄ちゃんの応援団長みたいに、お兄ちゃんのすごいところを、先生や友達に話してあげます。
とてもそれが恥ずかしいお兄ちゃんですが、自分がおたふくかぜになり、治ったら　まほちゃんに移ってしまいます。
お兄ちゃんが一人で学校にいる時の、寂しい物足りなさがよく描かれていて、妹が大好きなんだというのが、伝わってきます。
娘も兄がいるので、この絵本の気持ちがよくわかるみたいです。
まほちゃんが、すごくショートカットで男の子みたいに描かれているので、題名が「かわいくないいもうと」なのかしら。
わたしは、まほちゃんが　もう少し女の子らしく　かわいく書いてあるほうが好みかも。